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玉ねぎを切ったら真ん中が茶色くなっている!これって腐敗?
一見何の変哲もない玉ねぎで、購入時異常がないことを確認して買ったはずなのに、いざ使おうと玉ねぎを半分に切ったら、中央部分周辺が茶色っぽく変色している!玉ねぎの中央部分が茶色っぽく変色してしまう原因とは、どんなものがあるのでしょうか。
中央部分が茶色くなってしまう原因
玉ねぎの中央部分が茶色っぽく変色する原因は、以下のものが挙げられます。
腐敗による変色
玉ねぎの中央部分が茶色っぽく変色しているとき、真っ先に考えられるのが腐敗です。
- 適切な温度で保存していなかった
- 湿度が高すぎた
- 玉ねぎを落としたなど、衝撃を与えてしまい亀裂が入って中が酸化したなど
玉ねぎに亀裂が入っている場合は、購入前に確認できるかもしれないので、購入時傷がないか確認するときに併せて確認しましょう。スーパーの中は快適な環境ですが、店頭に並ぶまでの環境が玉ねぎに合っていなかった可能性も否めません。
また、玉ねぎを購入して常温で放置していた場合、真夏は室温も高めになるので玉ねぎが傷んでしまった恐れもあります・
生育過程の影響で変色
玉ねぎは育つ過程で、以下のようなことが起きると中央部分が変色する可能性があります。
- 湿度が高かった
- 栄養不足の状態で育った
玉ねぎの中心部が黒くなるのは、黒心病と呼ばれる病気にかかったことが原因かもしれません。この病気にかかっている場合は、外見では病気が見抜けない可能性が非常に高いので、玉ねぎを割ってみて初めて病気かどうかが判明します。
中央部分が茶色くなった玉ねぎ、食べても大丈夫?
玉ねぎの中央部分が茶色っぽく変色している場合、食べても問題ないかが気になりますよね。
- 腐敗によって茶色くなっている場合…食べると食中毒を起こす可能性があるので、特に劣化している部分は食べるべきではない
- 黒心病で茶色くなっている場合…食べることはできるものの、風味や味は落ちるので食べない方が無難
腐敗か黒心病かを見極めるのは難しいので、迷ったら食べないほうが良いでしょう。玉ねぎの白い部分は食べられる可能性があるので、玉ねぎがひとつしかなくてどうしても使いたい場合は、茶色くなっている部分の周辺の白い部分も込みで取り除き、残っている部分だけ調理するのがおすすめです。
どうしても使いたい場合、玉ねぎの香りや触感なども十分注意して観察してください。異変がみられない場合は使用しても大丈夫ですが、ニオイに異変を感じたり、触ったときにぬるぬるしている場合は、実が白っぽくても劣化しています。
まとめ
玉ねぎの中心部分が茶色くなっている場合、無理をして使う必要はありません。腐敗している可能性があるので、使用する場合は茶色くなっている部分の周辺も大きめに切り取って、残っている部分を使ってみてください。