『畳の上にマットレス置いてはいけない』3つの理由とは?考えられるデメリット

マットレス

家庭の事情などで、畳にマットレスを敷いて使用することもあるでしょう。基本的に、畳とマットレスの相性はよくありません。なぜ相性が良くないのか、理由をまとめました。畳に敷いて使用するマットレスの種類などの特徴も紹介しているので、畳にマットレスを置く習慣がある人は要チェック!

畳の上にマットレスを直置き…大丈夫?

家庭の状況によって、畳の上にマットレスを置いて寝ているという人もいるでしょう。就寝時や使いたいときに畳の上にマットレスを敷くこと自体は悪いことではありませんが、畳の上にマットレスを置きっぱなしにしてしまうのはNG。どうしてNGなのか、理由を解説します。

『畳の上にマットレス置いてはいけない』3つの理由

畳の上にマットレスを置いてはいけない理由は、以下のものがあります。

1.カビの発生確率が増す

マットレスは、就寝時に使用しますよね。人間は寝ている間に汗をかき、マットレスは汗を吸います。汗を吸うということは、マットレス内に湿気がこもることにつながり、こもった湿気は畳にも伝わります。

こうなると、湿気の逃げ場がないため、マットレスと畳両方にカビが発生しやすくなります。汗に含まれる皮脂やこもった湿気、人間の体温によって温められた環境は、カビにとっては好都合な環境!条件さえそろえば、一気にカビが広まる可能性も考えられます。

2.ダニの増殖が考えられる

湿気と同時に気を付けたいのが、ダニです。ダニも人間に皮脂などをエサにして増殖し、ときに人間を刺したり、死骸によってアレルギー反応が出るなど、人間にとってマイナスの要素を多く含んでいます。

マットレスは布団のように干せないからこそ、畳の上に敷きっぱなしにするのは絶対にNG!目に見えないダニの存在によって、体調不良に陥る可能性もあります。マットレスのみならず、ダニは畳にも侵入するので注意してください。

3.双方の劣化につながる

マットレスを畳の上に敷きっぱなしにすると、ダニやカビが発生しやすくなると解説しました。こういった事態が起きていても、畳とマットレスの間を見ない限り、状態が悪くなっているのには気が付きにくい傾向があるのも事実です。

そのため、長期間マットレスを敷きっぱなしにした結果、なんらかの事情でマットレスを上げたら、畳とマットレス双方ともに劣化している可能性があります。マットレスもそれなりの値段になりますが、畳を張り替えるとなるとかなり大きな出費になる可能性が高いです。

畳の上にマットレスを置くときの注意点

和室の畳みの上に置かれたほうき

畳の上にマットレスを置く際、以下のことに注意しましょう。

  • 敷きっぱなしは避け、使用するときだけマットレスを敷く
  • 空気の通りが良い素材のマットレスを使う…ウレタン・コイル・ラテックス・ファーバーがおすすめ
  • 厚み15cm以上のものを選ぶ…畳が近いと寝心地が悪い
  • 持ち運びしやすいもの…折りたたみ式・軽量など

畳の上に置くマットレスには、向き不向きがあります。できれば畳との相性が良い素材のマットレスを選び、畳とマットレス双方が劣化しにくい環境を整えましょう。

まとめ

畳にマットレスを置くのは、基本的には推奨されていません。そのため、畳にマットレスを敷いて使用する際は、マットレスの素材や使い方に十分注意しましょう。

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