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車を運転していると周りから煽られる率が高い…なぜ?
安全運転を心がけて車を運転しているはずなのに、なぜか周りの車から煽られる機会が多いと感じることはありませんか。
一般的にあおり運転には、以下の行為が該当します。
- 過剰に車間距離を詰める
- 不用意にクラクションを鳴らし続ける
- 執拗にパッシングする
- 急ブレーキをかけて後続車を危険に晒す
- 蛇行運転して周囲の車に迷惑をかける
- 幅寄せして相手に恐怖を与える
- 相手の車を執拗に追跡する
以上のような行為があおり運転に該当します。このような危険な運転に巻き込まれる頻度が高い人は、どのような特徴を持つがゆえに煽られやすいのでしょうか。
『車の運転中に煽られやすい人』の特徴5選
車の運転中に煽られやすい人には、以下の特徴がみられます。
1.周りの状況を考慮せず法定速度を守り続ける
安全運転のため、法定速度を守ることは非常に重要です。しかし、道路交通状況に応じて、周りが少し速めに走っている時は、周りに合わせて少しだけ速度を上げて走る方が安全である場面もあるでしょう。
周りの状況を考慮せずに、意地でも法定速度を守ろうとする姿勢は、時に周りの車から「迷惑だな」「早く行ってくれ」と思われてしまうことも……。こうした理由から、運転に不満を抱いた他のドライバーから煽られる率が高くなる原因になりがちです。
2.余裕を持たず「急」な運転操作をする
運転に不慣れな人は、余裕を持たずに周りをヒヤッとさせるような運転操作をすることがあります。
例えば、車線変更をする際、気持ちに余裕がなく車線変更が必要な情報を見逃しており、直前になって急に車線変更しようとしたことはありませんか。この運転は周りから見ると「急に車線変更してきて怖い」「衝突したらどうするんだ」と怒りを覚える危険運転です。
本人は意図的に危険運転をいなくとも、余裕なく「急」な運転操作をしてしまうと周りが先に「煽られた」と思い込み、仕返しとばかりに煽られてしまうリスクも高くなります。
3.合流地点などで無理に割り込もうとする
高速道路の合流地点などで合流する際、無理に割り込もうとする車がいますが、こうした運転を繰り返していると、その無理な運転に苛立ちを覚えた他のドライバーからあおり運転させるリスクが高まります。
この場合、無理に割り込まれた側が先に「煽られた」「無謀な運転をされた」と被害者意識を持っているケースが多く、仕返しているパターンが見受けられるので注意が必要です。
4.追い越し車線を走り続ける迷惑行為
「運転中によく煽られる」と悩む人の中に、その原因として自分の追い越し車線を走り続けてしまったことが原因かもしれないという声をたびたび耳にします。
追い越し車線は、名前の通り、前方の車を追い越す時のみ使用する車線です。継続的に走り続けてしまうと周囲の車に迷惑がかかりますし、通行帯違反に当たるため罰則が課される可能性もあるでしょう。
間違って走っていた場合でも、周りの車から見ると「迷惑行為をするドライバー」として映るため、人によっては嫌がらせのように煽ってくることもあります。
5.小型車や初心者マークのある車も煽られやすい
非常に理不尽な理由ですが、ドライバーの中には車というプライベート空間にいることで気が大きくなる人もいます。
このような人は、軽自動車などの小型車や初心者マークがついている車を見つけると、自分の方が優れている、優位であるということを見せつけるため、相手を恐怖で支配しようとすることがあるのです。
こうした危険運転は、過去に大きな事故に繋がったケースもあり、警察からも注意喚起が出されています。しかし、依然として無くならないので、小型車や初心者マークをつけている車のドライバーは気をつけるに越したことはないでしょう。
他の車に煽られないように意識すべきこと
他の車に煽られないように気をつけるためには、以下の運転操作や対策を実践してみましょう。
- 基本的には交通ルールを守って安全運転に徹する
- 状況に応じて臨機応変な運転を心がける
- 車間距離を適度にとり、周囲の標識を確認する癖を身につけて余裕を持って運転する
- 「ドライブレコーダー録画中」のステッカーを前方・後方に貼る
交通ルールを守ることは大前提ですが、時には周りの状況に応じてスピードを合わせることも大切です。
また、状況に応じて臨機応変な運転を心がけるためにも、車間距離を適度に取ったり、周囲の標識をしっかり把握しておくといった意識も重要でしょう。
ただし、こちらが気をつけていても理不尽に煽ってくるドライバーも存在します。そうしたあおり運転を回避するために「ドライブレコーダー録画中」などのステッカーを車体に貼り付け、煽り運転を抑制しましょう。
他の車に煽られないよう周囲の状況を見て運転しよう
いかがでしたか。他の車に煽られやすい人は、自身の運転操作に原因があるケースも多々見受けられます。他の車に煽られないよう周囲の状況を見て、臨機応変に対応しながら安全運転を心がけましょう。