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JAが5キロ2000円の備蓄米に異論「3500円〜3600円が適正価格」「徐々に上がれば大騒ぎにならなかった」と語り話題に
政府が打ち出した“格安備蓄米”政策に対し、JA福井県が価格の妥当性に異議を唱えたことが話題となっています。JA側は「5キロあたり2000円台のコメは安すぎる」とし、「適正価格は3500円〜3600円程度」との見解を示しました。
背景には、近年続くコメ価格の高騰があります。政府はこれに対処する形で、備蓄米を5キロ2000円台で販売する方針を打ち出しました。これまでの競争入札方式を改め、条件を満たした大手スーパーなどに直接販売する“随意契約”方式を採用することで、より広く消費者に行き渡るようにしています。
実際、福井市内のスーパーでは福井県産の備蓄米が全国平均より約2割安く販売され、入荷当日にほぼ完売するなど、消費者からの需要は非常に高まっています。
しかし、こうした動きに対し、JA福井県は「価格が安すぎる」と懸念を表明。JA福井県五連の宮田幸一会長は、「高く買い付けた在庫もある中で、2000円台という価格が生産者米価にどう影響するのか非常に心配」と述べました。
さらに、「これまでコメ代は非常に安かったが、それが一気に高くなった。徐々に上がっていれば、ここまで大騒ぎにならなかった」とも語り、急激な価格変動が消費者だけでなく、生産現場にも混乱を招いていることを示唆しました。
また、「JAを通すと価格が上がる」といった一部批判に対しては、「JAはあくまで集荷業者であり、価格調整などはしていない」と反論しました。
この話題に寄せられたネットの声
「JAを通すと安く供給できないし素早く消費者に届かないというのは1回目の放出で証明されているわけで、、」
「備蓄米に関しては、適正価格が3600円程度で無いと思います」
「農家を守りつつ、消費者も困らないようにできるのはJAではなく国なんだよ」
「昨年通常販売されていた米は3000円弱だった。それより高いというのはどういう試算なんでしょうか」
「適正価格が3,500円と言うならば今の5,000円はどうしてこうなったんだ?5kg 5000円のときは下げようとしないのに、安くなった途端に適正価格が~と言い出すのはちょっと、、」
「備蓄米が底を付けば、高い価格のコメを買うしか無いんだから、安売りする必要は無いって考えていそう。」
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