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救急車乗車中に「この病院は対応が悪かったから行きたくない」 非常識すぎる利用者の発言が話題に
救急車の不適切な利用やモラルの低下が、深刻な社会問題として注目を集めています。特に、救急搬送中の身勝手な要求や発言に対して、医療従事者から懸念の声が上がっています。
問題となっているのは、「○○病院は前回の対応が悪かったから嫌だ」「希望の病院でないなら降りる」といった、搬送中の救急車内での身勝手な発言です。命に関わる可能性がある救急搬送中にもかかわらず、病院を選り好みする患者が後を絶たないといいます。
さらに、「タクシー代がないから」という理由での救急要請や、救急外来の待ち時間を嫌がって病院の前で救急車を呼ぶといった事例も報告されています。救命活動中の救急車に対してクラクションを鳴らすドライバーの存在も、医療従事者を困惑させています。
このような状況を受け、一部の自治体では対策に乗り出しています。茨城県では2024年12月から、緊急性のない搬送について費用徴収制度を導入。三重県松阪市でも同様の取り組みにより、救急要請が約2割減少したという成果が出ています。
救急車は限りある社会資源です。不適切な利用は、本当に緊急を要する患者の命を危険にさらすことになりかねないため、注意しましょう。
この話題に寄せられたネットの声
「知り合いは残尿感で夜中に呼ばれらしいです」
「最低5,000円は徴収してもらって構わない」
「年末は泥酔した急性のアル中に呼ばれて対応しなけりゃならないから大変だろうな…」
「救急車に進路を譲らない車とか取り締まってくれ」
「救急車到着、扉が開いたのと同時に徒歩で降りてくる患者には嫌気がさす」
「嘘でも具合悪そうにしてろよ…」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。