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年賀状は好きなことを書いていいわけではない
年賀状は、新年のご挨拶をするものです。そのため、通常の手紙のような文面のものを送ると、受け取った相手が不快な思いをしやすくなります。年賀状に書くべきではない内容の文章とは、どのようなものが当てはまるのでしょうか。
年賀状を書く時にすべきではない『5つのNG行為』
年賀状に書くときにすべきではないことは、以下のものがあります。
1.相手の名前や宛先に誤字がある
年賀状を送るにあたり、相手の名前や宛先に誤字があるのは絶対に避けるべきです。非常に失礼な印象を持たれ、イメージが悪くなります。宛先に誤字があると、相手に年賀状が届かない可能性もあるので注意しましょう。
2.修正箇所が多すぎる
年賀状は、基本的には修正液を使用せずに書き上げるのがマナーです。気心の知れている人や親せきであれば数か所の修正は大目に見てもらえるかもしれませんが、修正はしないに越したことはありません。
修正箇所が数か所あったり、大きく修正液を使用しなければならない事態になっているのであれば、新しく書き直したほうが無難といえます。
3.不吉な言葉を使う
年賀状は新年のあいさつなので、不吉な言葉は使用しないよう注意してください。
- 4(死)・9(苦)などの意味数
- 死ぬ・別れるといった死などを連想させる言葉
- 殺すなどの、相手を脅す言葉など
受け取った相手が不快感を持つ可能性がある言葉は、冗談でも使うべきではありません。
4.印刷しただけの年賀状を送る
昨今は忙しい人のために作られた、印刷するだけで年賀状が出来上がる機能を使用している人も多いでしょう。印刷するだけの年賀状でもやり取りがあればよいと思う反面、印刷の文字だけが並んでいると寂しいですよね。
印刷された年賀状を使用する場合は、空欄に一筆添えましょう。それだけでも非常に年賀状が華やぎますよ。
5.相手の内情を知っていて、相手が不快だと感じる個人的な報告を行う
相手がなにかしらの事情を抱えているのを知っていて、相手の心の傷をえぐるような内容の年賀状を送るのは絶対にNG。
- 子どもを失た人に対して、実子の写真が写っているものや、実子の成長を報告する内容
- ペットロスで悲しんでいる人に、自宅のペット自慢をする
- 失業して苦しんでいる人に、自分の仕事が順調であることを告げる内容など
相手の内情を知っていなくても相手につらい思いをさせてしまうのに、内情を知っていてこのような内容のものを送るとなると、相手との関係に亀裂が入る可能性が非常に高いです。
年賀状の正しい書き方
年賀状に正しい書き方は、以下の通りです。
- 同じ意味の言葉が重ならないようなあいさつ文にする…「新年あけましておめでとうございます」の場合、「新年」と「あけまして」が同じ意味になるのでNG
- 句読点を打たずに書く
- 修正は行わず、間違えたら書き直す
- 相手にとって失礼になr言葉や内容は書かない
- 忌み言葉や不吉な意味を持つ言葉は使わない
- 宛先と相手の名前に間違いがないか、しっかり見直す
年賀状は新年初めてのご挨拶になるので、その点は十分注意しましょう。
まとめ
新年初めての挨拶となる年賀状は、できる限り不備がないものに仕上げましょう。相手が不快な思いをする可能性がある内容にしないよう、細心の注意を払ってくださいね。