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冷蔵庫で保存した野菜の賞味期限の目安
購入した野菜は、野菜室や冷蔵室など冷蔵庫で保管することが多いのではないでしょうか?冷蔵庫で野菜を保管した場合、保存期間の目安は以下の通りになります。
- 葉物野菜…約1週間
- 根菜類…2~3週間
購入時の状態や保存するときの野菜の状態によって、保存期間は大きく異なります。あくまでも目安としてとらえ、購入後はできるだけ早く野菜を使い切りましょう。
野菜を食べてはいけないサイン
保存期間の目安期間内であっても、野菜は傷むことがあります。そのため、食べるべきではない野菜が出しているサインを知っておかねば、異変を感じつつも傷んでいる野菜を使ってしまうかもしれません。
1.カビが生えている
野菜にカビが生えているときは、食べない方が無難です。特に黒カビは、根を深くおろすので、野菜にできているときは野菜の深部までカビの菌が浸食しているかもしれません。肉眼では確認できないため、食べるのは危険です。
2.粘り気や汁が出ている
野菜から身に覚えのない汁や、野菜を手に持ったときに表面にベタベタとした粘り気が出ているときは、食べられない状態になっています。
汁や粘り気は、水で洗い流しても食べられる状態になるわけではありません。劣化による状態異常なので、汁や粘り気が出ているものは食べないよう注意しましょう。
3.異臭がしている
異臭がしている食材は、食べるべきではありません。
- 酸味の強い臭い
- 納豆のような臭い
- つんとした刺激臭
- 鼻を覆いたくなるような腐敗臭
食材本来が持つにおいではない香りが漂っているとなると、それは異常です。香り以外に異常がなかったとしても、食材として使用するのは危険!食中毒を避けるためにも、破棄してください。
4.ちょっとかじったときに異変を感じた
食べられるか妙なラインの食材をちょっとかじって味を確認してみると、食材本来の味ではないということもあります。
- 酸味が強かった
- 食べてはいけないと本能的に感じた
- 舌がピリピリした
- 鼻に抜ける香りに異変を感じたなど
味に異変を感じたり、口に入れたときの香りに異常を感じたときも、食材が腐っています。
5.しおしおにしぼんでいる
冷蔵庫の中は乾燥しているので、長期間食材を保存しているとしおしおにしぼんでしまいます。少ししわが寄っている程度であれば調理できるものが多いですが、しぼみきってカチカチになっているものは使用できません。
常温保存可能な野菜を野菜室に入れるタイミング
常温保存できる野菜を冷蔵室や野菜室に仕舞うタイミングは、室温が28度前後です。真夏は室内の温度も自然と上がるので、夏の期間は野菜を野菜室で保存したほうが長持ちしやすくなりますよ。夏野菜は低温障害になることがあるので、夏の間冷蔵保存するときは、できるだけ早く使い切りましょう。
まとめ
冷蔵庫で保存した野菜の保存期間や、腐っているときのサインを把握し、鮮度を見極めて野菜を使いましょう。夏の間は、特に保存場所などには注意が必要です。