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寒さが厳しくなってきたら…エアコンの暖房が大活躍!
最近は秋といえる時期が短いといわれています。11月に入ると少しずつ肌寒い時期が増え、中旬頃には一気に冷え込む日が増えますよね。
11月下旬頃になると、10℃を下回る地域も出てくるため、そろそろ暖房器具が活躍してくる頃です。この時期に突入する前に、お使いの暖房器具の点検や掃除を終わらせておくと、スムーズに冬本番へと移行することができるでしょう。
エアコンの暖房をつける前に必ずやるべき5つのこと
もしも寒い冬場にエアコンの暖房機能を活用する場合は、本格的にお使いになる前に、必ず下記のことを行っておきましょう。
1.フィルターなどの内部掃除
エアコンをしばらく使っていなかった場合、中に埃が溜まっている可能性が高いです。そのため、フィルターをはじめとした内部掃除をしっかり行っておきましょう。
掃除機などでフィルターに付いている埃を取り除き、フィルターをすすぎ洗いした後、乾いたタオルなどでしっかり水分を拭き取り乾燥させます。他にも吹き出し口やパネル部分も拭き掃除をしておきましょう。
2.室外機の掃除
意外と忘れがちですが、外に備え付けられている室外機周りも掃除を行いましょう。室外機が汚れていると、使用中に熱を放出できず、エアコンに負荷がかかってしまいます。
室外機の掃除は濡らした雑巾で拭き掃除する程度で問題ありません。あまりにも頑固な汚れや気になる点がある場合は、専門のクリーニング業者に依頼しましょう。
3.室外機の周りに置かれているものを片付ける
室外機の周りに植木鉢や掃除道具などが置かれていると、熱を上手く放出できず、エアコンの稼働効率が下がってしまいます。室外機の周りには極力何も置かないように片付け、熱が放出しやすい環境を整えておきましょう。
4.1〜2時間ほど送風運転させる
本格的にエアコンの暖房機能を使う前に、必ず1〜2時間ほど送風運転させましょう。その際、換気をする必要があるので、本格的な寒さが到来していない10月下旬〜11月上旬に行うことを推奨します。
送風運転することで、内部の水分を排出することができ、乾燥させる効果が期待できます。内部が湿気で蒸れているとカビや故障の原因になるので、必ず送風運転を行いましょう。
5.暖房機能の試運転を行う
そして、本格的に使う前に必ず暖房機能が正常に作用するか試運転を行ってください。目安は10〜20分程度でかまいません。
しっかり暖かい空気が室内に流れ込んでいるか、変な異音はしていないか、温度調整や風量調整は正しく作用しているかなどを確認します。
この試運転で異常が見つかった場合は、本格的な冬シーズンが到来する前に、専門の点検業者に依頼してください。冬が本格的にやってくると、エアコンの修理業者が混み合っている可能性があります。
夏場に気になる点があった場合はクリーニング業者に依頼を
夏場にエアコンの冷房機能を使っていた際、「水漏れしている」「異音がする」「異臭が気になる」「効きが悪い気がする」など、気になる点はありませんでしたか。
もしも夏場に前述したような違和感を覚えていた場合は、早めにエアコンの修理業者を呼び、点検してもらいましょう。本格的に寒くなってきてからでは、しばらくの間、寒さに凍えながら過ごすことになってしまいます。
また、しばらくプロにエアコンをクリーニングしてもらっていない、という場合も、ぜひこの機会にエアコンを隅々まできれいに清掃してもらいましょう。
本格的な冬が来る前にエアコンの状態を点検しよう
エアコンの暖房機能を使う予定がある方は、本格的に寒い時期が到来する前にエアコンの掃除と点検を行いましょう。もしもその際、気になる点があった場合は、早めに専門の修理業者やクリーニング業者に相談してください。