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初対面の印象は付き合っていく中で変わっていくことも多い
さまざまな人と付き合いを広げていく中で、初対面と印象が変わっていくことは珍しいことではありません。会話を重ねていくうちに、相手の良いところ悪いところ含めて多くの面を知るうちに、初対面の印象と仲が深まってからの印象が変わることはよくあることです。
「初対面の時よりも話しやすい」「一緒にいて安心できる」と良い方向へと印象が変わることもあれば、「思っていた感じとは違う」「なんだか一緒にいると疲れるな」と印象が悪くなることもあるでしょう。
人間関係を構築していく中で相性もあるので、多くの場合はどちらか一方が悪い問題でもありません。しかし、あまりにも離れていく人が多い場合は、その人自身に何らかの問題点がある可能性も高いでしょう。
初対面は良くても『徐々に嫌われていく人』の共通点5選
では、初対面の印象は良かったのに、なぜか付き合っていく中で徐々に嫌われていくことが多い人には、どのような特徴が共通しているのでしょうか。
1.第一印象があまりにも良すぎる
第一印象があまりにも良すぎた場合、周りが勝手に期待値を高めてしまい、付き合い続けていく中で徐々に印象が下がってしまう…というケースは少なくありません。
心理学や恋愛学において「第一印象は大切だが、良すぎると損をする」と言われることがあるように、自分を偽ってまで第一印象を良く見せてしまうと、後々自分の首を絞めてしまう恐れがあります。
2.仲が深まるにつれて辛辣なことを言い始める
仲が深まるにつれて、相手といろんな会話を楽しめるようになります。しかし、仲が深まったからと相手に対して思いやりに欠けるような発言をすることは絶対に避けてください。
いくら仲が良いからと相手の心を傷つけるような言葉を使ったり、辛辣な言い方で相手にストレスを与えていたりすると、徐々に相手も「一緒にいると疲れる」「ストレスが溜まる」と感じて離れていってしまいます。
3.他人の悪口や愚痴が多い
相手がどのような話題を好むかは、初対面ではなかなか把握することができません。しかし、付き合っていく中で「この人はこんな話題を好むのだな」と理解が深まっていきます。
会話を重ねる中で、他人の悪口や愚痴ばかり話題にするような人は、無意識のうちに周りに不快感やネガティブな印象を与えてしまいます。聞いている側も疲れてしまったり、返しに困ったりすることが多く、徐々に嫌われる原因になりかねません。
4.思い通りでないとあからさまに不機嫌になる
付き合い続けていく中で、相手の本性や性格が会話の中で垣間見えるようになります。何気ない会話の中で、自分の思い通りに話が運ばないと、あからさまに不機嫌な態度を見せる人は、周りから嫌われがちです。
また、その日の気分によって態度が大きく変わる人も周りが疲れてしまうため、徐々に距離を置かれてしまうでしょう。
このような人たちは、自己中心的な思考で動いています。気づいたら周りから人がいなくなっていた…とならないよう、早めに気づくべきです。
5.自慢話やマウントを取る発言が目立つ
会話していると、他人の話を自分の話で塗り替えるかのようにマウントを取ってくる人はいませんか。また、他人の話は興味なさそうな態度を見せながら、自分の自慢話は「聞いて聞いて!」と強引に入れ込んでくる人もいるでしょう。
このような人は会話が対等ではなくなるため、話していると「自分の話を聞いてもらえない」「モヤモヤする」と会話相手にストレスを与えてしまうのです。徐々に周囲の不満が高まっていき、やがて嫌われる原因になってしまいます。
相手を不快にさせない付き合いを続けるために意識すべきこと
付き合っていく中で周囲に嫌われないためには、親しくなってからも相手に対して思いやりの気持ちや配慮を忘れてはいけません。
- 会話するときは柔らかい態度や笑顔を心がける
- 相手が傷ついたり圧を感じるような言い方は避ける
- 相手から求められていないアドバイスはしない
- 相手の話に真摯に耳を傾けて共感する
- 自分の話は相手の話が切りよく終わってから始める
- なるべくネガティブな話題は避ける
- 相手の話題を掻っ攫うようなマウントはしない
以上のポイントを意識しながら、自分と会話している相手が楽しい気持ちになれるように配慮してください。相手が「この人と話していると楽しい」「気分が良い」と思えるような会話を心がけましょう。
親しき仲にも礼儀あり!仲が深まっても話題や伝え方に注意して
いかがでしたか。初対面の印象が良くても、その後の付き合い方が悪いと印象は一気に下がってしまいます。親しき仲にも礼儀あり、という諺を念頭におき、仲が深まった後も話題や言葉の伝え方には気を配りましょう。