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蛇口から出る水が不潔になる原因
日本の水道水は、飲めるほど洗浄されていることで有名です。しかし、どんな水でも飲めるわけではありません。蛇口から出る水が、不潔な状態になるっていることもあります。
- 水道管に異変がある…水の色が赤茶色く変色している場合は、泥やサビが混入している可能性アリ
- 蛇口の劣化によって水道水が汚くなる…特に水が通過する部分は、こまめに確認しておく
蛇口が不潔になっていても、水の色には変化がないことが多いです。だからこそ、蛇口の状態はこまめに確認すべきです。
不衛生な『蛇口』の特徴
不衛生な状態になっている蛇口の特徴は、以下のものがあります。
1.ベタベタになっている
蛇口がヌルヌルベタベタになる原因は、以下のものがあります。
- 台所の油汚れの付着
- 水回りにある、洗剤やせっけんのカス
- 汚れた状態の手で蛇口に触れている
油汚れの付着は、ぬめりだけでなくべたつきにもつながります。べたつきを放置すると、ほこり汚れなども付着する可能性が高いので、蛇口がさらに汚くなるかもしれません。
ぬめりやべたつきには細菌の餌となる成分が含まれていることが多いので、そのまま放置すると蛇口が不衛生な状態になる可能性が高いです。
2.カビが発生している
蛇口に黒っぽいカビが発生しているとなると、不衛生な状態と言わざるを得ません。
- 水の吐き出し口
- 蛇口とシンクの接続部分
- 蛇口にある凹みなど
掃除しにくい場所には、汚れが溜まりやすいです。油汚れやせっけんカスなどが蓄積されることによって、カビが繁殖し、頑固な黒カビになってしまうことも多々あります。
水が出る場所に黒カビが発生している場合、黒カビの細菌が水の中に侵入する可能性も否定できません。そうなると、黒カビの細菌が含まれいている水道水を使用することになるので、衛生面で大きな不安を抱えることになります。
3.サビている
蛇口を長年使用していると、徐々に劣化してサビることもあります。特に庭などの野外に設置している蛇口は、野ざらしなのでカビはが発生しやすいです。カビが発生すると蛇口がひねりにくくなり、水を出すのもひと苦労になってしまうこともあります。
屋外だけでなく、屋内で長年使用している蛇口もサビる可能性は十分あるので、蛇口のひねりにくさなどの違和感を持ったときは、しっかりと確認して新調を検討してくださいね。
蛇口を交換する期間の目安
蛇口の交換目安は、以下のものはあります。
- 蛇口の不具合が発生している…ハンドル部分が動きにくくなった・水漏れしているなどのトラブル
- 購入して10年以上が経過している…交換部品がなくなることと、経年劣化で不具合が起きやすくなるため
蛇口の交換は、家電の交換時期と同じくらいを目安に行いましょう。まだまだ使える状態かもしれませんが、汚れの蓄積だけでなく、ある日突然壊れてしまってからの交換となると、交換まで蛇口が使えなくなるので非常に不便です。
まとめ
蛇口が不衛生な状態になると、出てくる水の衛生面にも不安を感じやすいです。蛇口の状態をよく観察し、掃除や交換のタイミングを見計らいましょう。