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思うように感情表現できない…どうして?
感情表現が苦手だと感じている人の中には、以下の理由で感情を表に出せない人がいます。
- 子どもの頃のトラウマ
- 感情を表に出したことで、大切な人から傷つけられたことがある
- 自分が感情を表現することで、周囲の人に迷惑をかける可能性があるためなど
感情を表に出すことは苦手な人もいますが、出せない人もいることを知っておきましょう。
『感情表現が苦手な人』の特徴4選
感情表現が苦手な人に見られやすい特徴は、以下の通りです。
1.人からの評価を過剰に気にしがち
他人からの評価を気にしすぎる人は、人の目を気にしすぎて感情表現がぎこちなくなります。
- うまく笑える自信がないので、笑顔がひきつる
- 自分が感情を表現すると、相手からの評価が落ちるかもしれないと感じ、ずっと表情が硬い
- 自分の表情一つで、周囲の人が不快な思いをしてしまうかもしてないと、過剰に気にするなど
人からの評価、自分がいかに他人の目に映っているかを気にしすぎる人は、表情が硬くなり思うように感情を表に出せなくなることが多いです。
2.声のトーンがいつも同じで、表情がずっと硬い
声のトーンがいつも同じで抑揚がなく、表情もそれに伴いずっと硬いままだと、感情表現が苦手な人という印象を持たれいてしまいます。自分では表情を表に出しているつもりでも、周囲の人からの印象が異なることは多々あります。
表情が硬い、声が一本調子と指摘された場合は、自分の普段の様子を周囲の人に聞いてみるのも有効です。
3.自分の感情を言葉に出すことが苦手
自分の感情を言葉に乗せたり、言葉に表すことが苦手な人もいます。
- 発している言葉の内容と、声の抑揚に差がある
- 自分の中でくすぶっている感情を表現する言葉が、なかなか出てこず、無言のまま固まってしまうなど
自分の感情を言葉で表現する、自分が発した言葉に沿った感情や声の抑揚で話すということは、思いのほか難しいものです。
4.人見知りで、人との会話経験が少ない
人見知りで人との会話経験が少ないと、人と話すことそのものに緊張するため自然と表情が硬くなります。声も震えたり上ずってしまうなど、場数を踏んでいなかったからこそ起きるアクシデントに見舞われやすいです。
どうしたらうまく感情表現できる?
自分の感情をうまく表現するための方法は、以下のものがあります。
- 自分が話している声を録音し、どのような状態かを把握する
- 小さな成功体験を積み、自分はできることを自覚する
- 本を読んで語彙力を高め、会話を楽しむ心のゆとりを作る
- できるだけ自然な笑顔を身に着けるため、鏡を見て練習するなど
感情表現が苦手だからといって、そのままの状態を長く続けてしまうと、人間関係でなんらかの躓きが出る可能性があります。そうならないためにも、自分の感情を適切に表現できるためのスキルを磨きましょう。
まとめ
感情表現が苦手な人には、いくつかの特徴がみられることが多いです。なかなか自分の感情を周囲の人に伝えられない人は、改善方法を参考にして少しずつ自分の感情を出すトレーニングをしてみましょう。