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台風を甘く見るのは危険!
台風は、雨や風がちょっと強いだけと思い込んでしまうのは非常に危険です。昨今の台風は、昔よりも強力で、ニュースなどでも車高があるトラックが風になびいて横転するなどの事故を招いていますよね。
昔のイメージで台風を甘く見ていると、思いがけない被害を被ったり、近隣住民の人に迷惑をかけることにつながります。
台風の時、絶対にしておくべき『6つのこと』
台風のときに絶対にしておくべき備えは、以下の通りです。
1.食材や水の備蓄
台風を乗り切るためには、数日間分の備蓄を備えておく必要があります。また、台風による停電や断水が起こる可能性もあるので、水の備蓄や火を使わなくても食べられるもの、常温保存可能なものなどを買いそろえておきましょう。
台風が来る日と翌日だけの食材ではなく、停電や断水を想定した備蓄を行っておくと安心です。
2.避難経路、避難場所の確認
台風が接近すると、風雨がひどくなりますよね。そのため、危険だと感じる前に避難経路や避難場所を知っておく必要があります。
- 築年数が経過している家屋に住んでいる
- 以前台風による甚大な被害に遭ったことがある
- 独居やご年配の人、幼い子どもと同居しているなど
避難場所で過ごしたほうが安全だと感じた場合は、できるだけ早く避難しましょう。
3.モバイルバッテリーや充電池の状態確認
停電すると、テレビがつかなくなるだけでなく、スマホの充電がままならなくなります。懐中電灯の電池交換などもできなくなってしまう可能性があるので、モバイルバッテリーや充電池の状態を確認し、できるだけ早い段階で満充電にしておきましょう。
4.懐中電灯やカセットコンロが壊れていないか確認
懐中電灯やカセットコンロは、いざとなったときに重宝します。しかし普段から使うものではないので、状態の確認をしないまま押し入れなどに入れっぱなしになっていることが多いです。そのため、いざ使おうと思ったときには故障や充電切れ、ガス切れになっていることも少なくありません。
5.庭などに飛ぶものがないかを確認
庭やベランダに飛ぶものを置いている人が、できるだけ早く収納しましょう。
- 枯れ木や枯草
- プランター
- 出す予定で忘れてしまっているゴミ
- ペット
- 物干しざお
- スリッパ
- 子どものおもちゃ
- スコップなどの園芸用品など
普通の風では飛ばないものが、台風ではすぐに飛んでいきます。ペットは生きているので、風雨がひどいことが想定される場合は早く家の中に入れてあげましょう。
6.雨戸の状態確認
普段使う機会がない雨戸も、台風のときには大活躍します。そのため、台風が来る前に雨戸の状態を確認し、問題なく使用できるか強度などをたしかめておくことが重要です。
台風のときにしてはいけないこととは
台風のときにすべきではない行動は、以下のものがあります。
- むやみに外出する
- 海や川の状態を見に行く
- 窓や玄関を開ける…風雨が家の中に入ってくる
- 避難時に長靴を履く…歩きにくい
- エレベーターを使う…停電すると閉じ込められる
台風のときは、基本的に家から出ない方が無難です。避難時は靴を履き、エレベーターは使わないようにしましょう。
まとめ
台風が来る前にすべき備えは、結構多くあります。日頃から備蓄内容などをチェックし、購入すべきものを把握しておきましょう。