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部下の尻をバットで叩くなどの不適切行為や発言をした元納税課係長、パワハラで懲戒処分されていたと市が公表
北海道北見市は、2019年4月から2021年2月までの間、部下だった30代の男性職員に不適切な行為や発言をしたとして、当時の納税課係長が2021年に懲戒処分を受けていたことを公表しました。
北見市によると、2021年4月に当時の納税課係長の部下だったという男性職員から2019年4月から2021年2月までの間に、該当の係長から飲み会でプラスチックバットで尻を叩かれるなどの不適切行為や発言を受けていたと申し出があったということです。
この申し出により、当時の納税課係長は2021年11月に減給1ヵ月の処分受けていました。当時、部下だった被害者の男性職員が精神疾患によって療養していたことを受け、処分の公表を控えていたとのことです。
その後、2024年1月に男性職員から損害賠償請求があり、8月に300万円で和解が成立したため公表に至りました。
北見市の辻直孝市長は「パワーハラスメントはあってはならないものです。このような行為が行われていたことは誠に遺憾であり、大変重く受け止めております」とコメントしており、今後は防止対策の強化に取り組むことや職員研修などを通して職員の意識改革を図っていくとのことです。
このニュースに寄せられたネットの声
「なんでも力で解決しようとする人はいるんですねえ」
「いまどきこんな考えで仕事をしているなんてちょっと理解できませんね」
「人を精神疾患に陥らせて逃げ得で済まされるはずはない」
「こんなことしていいと思うのが凄い…」
「そもそもプラスチックのバットがある飲み会って何よ」
時代が変われど、このような不適切な行為や発言は許されません。大人になっても他人を思いやる最低限のモラルを持ち合わせていない人が多くいると感じる昨今では、改めて意識改善のために研修や定期的な調査などが必要でしょう。