ペットが亡くなった人に絶対言ってはいけないNGワード5選…配慮のない発言でさらに傷つけてしまうことも

ペットロス

ペットを愛し、日々を過ごしてきた人にとって、ペットロスは家族を亡くすことと同等の深い悲しみに暮れることを指します。そのため、かける言葉を間違えてしまうと関係にヒビが入ってしまう可能性が高いです。つい言ってしまいがちな言葉も、NGワードに含まれているので注意しましょう。

人間よりも動物は寿命が短い

犬とおばあちゃん

人間の寿命は、今や100年といわれるほど伸びています。動物の寿命も延びてきていますが、犬や猫は10年~長くても20年を少し超えるくらいです。ヨウムのように40~60年と長寿な動物もいますが、それでも人間よりも長く生きる動物は限られます。

ペットの看取りは、飼い主が果たすべき責任です。迎える時点で別れも込みで愛情を注ぐからこそ、ペットロスは人間の心に大きな負荷をかけてしまうのかもしれません。

ペットが亡くなった人に絶対言ってはいけないNGワード5選

バツ印を出す女性

ペットが亡くなった人にいうべきではないNGワードは、以下のものがあります。

1.ペットの死を、仕方ないことだと言い切る

ペットが死んでしまうことは、たしかに仕方がないことです。命あるものは、人間も含めていつか必ず命燃え尽きるときが来ます。しかし、ペットの死を受け止めきれていない人に向かって「寿命だった」「仕方ないでしょ」と言ってしまうのはNG。

大切なペットの死を簡単にあしらわれてしまったかのような気持ちになり、わだかまりが残ります。

2.人間ではないからと、命を軽視することを言う

ペットは動物です。だからといって、命を軽視してしまうような発言をするのはよくありません。動物も、人間と同じ1つの命なのです。1つの命が消えるということは、かかわりを持っている周囲の命に影響を与えます。それは、動物であっても人間であっても同じです。

3.泣くことを否定

大切に寄り添っていたペットを看取ることは、想像を超える悲しみを伴います。自分の肉親や親友を失うのと同等か、それ以上の悲しみである可能性もあるでしょう。

深い悲しみの中にいる人に対して「泣かないで」「泣いてもペットは帰ってこない」「成仏できない」という言葉をかけるのはNG。感情を否定する行為は、後々しこりとなって心に残ります。

4.ペットとの暮らしぶりがわかっていないのに、わかったようなそぶりのことを言う

飼い主とペットの暮らしぶりがわかっていないにもかかわらず、「幸せだったと思うよ」などのペットとの関係を知っているような言葉をかけるのはよくありません。幸せだったかどうかを振り返るのは、飼い主です。

また、ペットの年齢を聞かないまま「大往生だったね」「がんばりぬいたよ」などの言葉をかけるのも避けましょう。人間と同じで、ペットも病気などが原因で若年で死んでしまうこともあります。

5.次のペットをすすめる

ペットが死んで悲しいなら、早く次を飼えばという趣旨のことを言うのはNG。亡くなったペットの代用品となる生き物は存在しておらず、代用品として動物を迎えるのは新しく飼育するペットに失礼です。

ペットを亡くした人に寄り添うためにかけるべき言葉とは

悲しむ女性

ペットを亡くした人に対して寄り添う言葉は、以下のものがあります。

  • 無理に励まさず、相手の話の聞き役に徹する
  • 特別な会話はせず、ただ一緒に寄り添う
  • 普段散歩などですれ違い、ペットとの交流があった場合は、ペットのことを話して寄り添う

誰かが一緒に居てくれて悲しんでくれるだけで、飼い主は心が救われる場面が多々あります。無理に声をかけるのではなく、ただ寄り添うだけお時間があってもよいのかもしれません。

まとめ

ペットを亡くした人は、深い悲しみに暮れていることが大半です。ペットを亡くした人に声をかける際は、細心の注意を払いましょう。

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