目次
猛暑日が続く夏場はエアコンの『冷房』が欠かせない!
日本の夏は、今や殺人級と言っても過言ではないほどの猛暑日が続くようになりました。毎日のように気温は35度を超え、エアコンを常につけていなければ熱中症になってしまいます。
一昔前までは夜間にエアコンを切っていたという人も、今では夜間もつけっぱなしにしなければ危険なほどの蒸し暑さを感じるようになった、と感じているのではないでしょうか。
エアコンは1日中つけてても故障しない?
しかし、エアコンを過剰なほど稼働し続けていると、エアコンが壊れてしまうのではないかと不安になる方もいるでしょう。
実はエアコンは使いすぎて故障することはなく、故障の大きな要因はエアコン内部や室外機の点検・整備不足だと言われています。例えば、フィルターをこまめに掃除していなかったり、室外機の周りに物をたくさん置いていたりすると、エアコンに負荷がかかり壊れる原因に。
したがって、使い過ぎると壊れてしまうかもと心配し、無理に熱帯夜を過ごすことは避け、暑い夜にはエアコンの冷房機能を活用して熱中症を回避しましょう。
エアコンが壊れているときに現れる『故障サイン』
エアコンを稼働し続けても故障の直接的な原因にはなりません。とはいえ、やはり気になる方も多いでしょう。ここでは、もしもエアコンが壊れてしまった場合、どのようなサインが現れるのか紹介します。
1.電源を入れても効きが悪い
エアコンの電源を入れて稼働しているのに、なかなか冷房の効きが悪い、あるいは出てくる風が生暖かいと感じることはありませんか。
もしもフィルターや内部を定期的に掃除しているにも関わらず、このようなサインが見られる場合は故障している可能性が疑われます。
2.エアコンから異臭や異音がする
エアコンの電源を入れた際、「カラカラカラ…」「ガタガタガタ」「ガッ、ガッ」という明らかな異音が聞こえる場合は送風ファンや室外機に問題が生じている可能性があります。
また、焦げ臭い匂いや生臭さが含まれているような異臭がする場合も何らかの異常が発生しています。早めに修理業者に依頼して点検してもらいましょう。
3.稼働させると水漏れする
エアコンをつけた時、どこからか水滴が飛んでくることはありませんか。もしかすると、エアコン本体から水漏れしているのかもしれません。
ただし、この場合はクリーニング業者にエアコン内部を掃除してもらうことで解決することもあります。クリーニングしても尚、水漏れが発生する場合は、工事の時に不具合が生じている可能性もあるので修理点検業者に来てもらいましょう。
4.エアコンをつけるとブレーカーが落ちる
エアコンをつけるとブレーカーが落ちる時は、エアコンの故障によって消費電力量が増え、契約アンペア数を超えてしまっている可能性があります。
また、もう1つ考えられる理由として、エアコンに関連するどこかの箇所で漏電している可能性が疑われます。漏電を検知するとブレーカーは落ちる仕組みになっているため、エアコンをつける度にブレーカーが落ちている場合は可能性が高いでしょう。
そのまま使い続けていると感電のリスクも懸念されるので、早急に電力会社に連絡を入れてください。
5.リモコンの電池を換えても動かない
リモコンで電源を入れてもエアコンがつかない時、まずリモコンの電池を入れ替える人が多いでしょう。
多くの場合、電池を入れ替えることで問題が解消されますが、電池を換えても動かない場合は故障している可能性が高いです。リモコンか本体かどちらかが故障していると考えられるので、修理業者に依頼して調べてもらいましょう。
エアコンが壊れている時は早急に修理業者を呼んで
今回ご紹介したように、エアコンを使い続けているからといって故障の直接的な原因にはなりません。しかし、故障のサインが現れているときは、早めに修理業者を呼び、原因を突き止めて対処してもらいましょう。