やってはいけない家相とは？運気が下がる家の５つの特徴を解説

やってはいけない家相とは？

家相は、住まいの方位や間取りが運気や健康に与える影響を占う東洋の考え方です。古来から日本でも重視されてきた家相は、現代でも多くの人々の関心を引き続き集めています。

「やってはいけない家相」とは、運気を下げたり、家族の健康や人間関係に悪影響を及ぼす間取りや設計を指します。たとえば、特定の方位に水回りを設置することや、家の中心線上に不浄物を置くことなどが該当します。これらを避けることで、より良い暮らしが実現可能です。家相を意識することで、住まいの快適性や家族の幸福度を高めることができます。

運気が下がる家の特徴5つ！避けるべき間取りとは

家相において、特に避けるべきとされる間取りがいくつか存在します。ここでは、運気を下げるとされる典型的な間取りパターンをご紹介します。新居を選ぶ際や、現在の住まいを見直す時の参考にしてみてはいかがでしょうか。それでは、具体的にどのような間取りが問題なのか、詳しく見ていきましょう。

1.鬼門と裏鬼門に水回りと玄関がある

鬼門（北東）と裏鬼門（南西）は、文字通り鬼の通り道とされています。鬼門や裏鬼門に玄関が設置されていると、悪い気が家の中に入り込んでしまいますから、これらの位置に玄関を設けるのは避けましょう。また、水回りを設置する場所としても不適切です。

かつてのように換気設備が十分でない時代、鬼門である北東は冬に冷え込み湿気が多く、空気が滞ってしまうため、不快な住環境を招きました。同様に、裏鬼門の南西は夏に西日が当たり、室温が上昇しやすく、これが水回りでの細菌繁殖の原因となります。したがって、鬼門と裏鬼門の位置は避けるべきです。

2.玄関と勝手口が直線上にある

玄関と勝手口が直線上に配置されている場合、玄関から入った気がそのまま勝手口から流出してしまいます。

特に、玄関は財産に関連する気が集まる場所であり、この気が家を通り抜けて勝手口から逃げてしまうのは大変もったいないことです。既にこのような間取りでリフォームが難しい場合は、勝手口の前についたてやカーテンを設置することで、気の流出を防ぐ対策を行うことが推奨されます。

3.正中線・四隅線上に不浄物が設置されている

家の中心を東西・南北に走る正中線と、家の中心から北東から南西、北西から南東を繋ぐX字型の四隅線があります。これらのラインは家相において重要な聖域とされているため、ゴミ箱や便器などの不浄物を設置するのは避けるべきです。さらに、コンロや浄化槽、浴槽、玄関などの出入り口も不浄な場所とされているので、これらの場所への設置も控えましょう。

4.家の入り口が2つあるのはNG

家に2つの入り口があることは、家相学では避けるべきです。例えば、テラスのドアなどが日常的に使用されている場合、それも入り口と見なされます。家に入り口が2つあると、家族間で意見が分かれやすくなるとされています。家の入り口は人の「口」に例えられ、2つ存在することで家庭内の調和が損なわれると考えられるため、どちらか一方の入り口を主に使用し、もう一方は使用しないようにしましょう。