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月平均の水道代は約4,500円〜5,500円
皆さんの家庭では、水道代はどれくらいかかっていますか?水道料金は2ヶ月に1回の請求が通常で、月の水道代は請求額を半分にした額になります。
2024年のデータによると、全世帯を通じての月平均水道代は約4,500円ですが、これは世帯人数に関係なく算出された平均値です。単身世帯では約2,300円、2人以上の世帯では約5,700円が月平均です。そのため、2人以上の世帯の場合、2ヶ月で約9,000円から11,000円を支払っていれば、水道代は平均的と言えます。
水道代が高くなる原因に!避けるべきNG行為4つ
水道代が平均より高く感じる場合、無意識のうちに水道代を増加させる行為を行っている可能性があります。ここで、水道代を高くしてしまう行為をいくつかご紹介します。
1.トイレの水を毎回「大」で流す
トイレ使用時、無意識にいつも「大」のボタンを押してしまうことはありませんか?実際、「大」と「小」の水量は大きく異なり、常に「大」で流すことが水道料金を高くする原因になります。小便の際は「小」のボタンで十分ですし、最新のトイレでは「ecoモード」を利用することでさらに節水が可能です。
2.シャワーのお湯を出しっぱなしにする
温かいお湯を好むあまり、体を洗う間や髪を洗う間にシャワーを出しっぱなしにしていることはありませんか?大人も注意が必要ですが、特に子どもがお湯を出しっぱなしにすることが多いです。シャワーを出しっぱなしにすると、使用していないお湯が無駄になり、水道代が無駄に高くなってしまいます。
食器を洗うときに水を流しっぱなしにする
手洗いで食器を洗うとき、つい水を流しっぱなしにしていませんか?特に寒い季節には、温かいお湯を使いたくなることもありますが、これは水道代を高くする一因です。
食後、食器についた汚れを放置してしまうと、後で落とすのに余計な洗剤や水が必要になります。使用済みの食器は、洗い桶を使用して水に浸けておくことで、水道料金の節約に繋がります。
食器に汚れがついたまま食洗機に入れる
最近、食洗機を導入する家庭が増えています。食洗機は手洗いよりも適量の水で効率的に食器を洗えるため、節水に役立ちます。
しかし、食器の汚れを事前に落とさずに食洗機に入れると、必要以上の水を使うことになり、結果的に水道代が上昇します。食洗機を使用する際は、食器の汚れをある程度落としてから入れることが、水道料金を抑えるコツです。
水道代が高すぎる場合は、水漏れの可能性も!
急に水道代が跳ね上がった場合、水漏れが原因かもしれません。放置すると、節水に努めていても毎月大量の水が無駄に使われ、水道料金がどんどん上昇します。
もし「水道代が急に高くなった、おかしい」と思ったら、全ての蛇口を閉めて水道メーターを確認してみてください。全ての蛇口を閉めていてもメーターが動いていれば、水漏れが発生している可能性があります。
水道代を抑えるためにできる節約ポイント
水道代を節約するためには、以下のような点に注意しましょう。少しずつ実践することで、高くなった水道料金を抑えることが可能です。
- トイレは小便時には「小」レバーを使う
- 小さな子どもがいる家庭は一緒にお風呂に入る
- 使っていないときはシャワーの水を止める
- 節水効果のあるシャワーヘッドを使用する
- お風呂の残り湯を洗濯の「洗い」と「すすぎ1回目」に利用する
- 食器は洗う前に汚れを落としてから食洗機に入れる
- 洗い桶で食器をまとめて洗う
これらのポイントを少しずつでも実践することで、無理なく節水し、水道代の節約に繋がります。
ポイントをおさえて水道代を効果的に節約しよう
水道代を節約するためには、日々の小さな工夫が重要です。もし水道代が急に高額になった場合は、水漏れの可能性があるため、速やかに水道メーターをチェックし、異常があれば水道局に連絡してください。また、無駄な水の使用を減らすため、蛇口をしっかり閉め、短いシャワー時間を心掛けるなど、具体的な節水方法を実践しましょう。これらの簡単なステップで水道代を抑えることができます。