目次
『充電ケーブル』は劣化を放置すると危険な事態に…
スマホやタブレット、さまざまな家電を充電する際に使う『充電ケーブル』は、充電式の家電機器や精密機器がある分だけご家庭で所持していることでしょう。
充電ケーブルは、一般的に約2年で寿命が来ると言われています。約2年経過すると、不具合が見られたり危険な状態へと劣化しているケーブルが多いので、早めに買い替えましょう。
危険な充電ケーブルを使い続けていると…
もしも劣化して危険な状態のまま充電ケーブルを使い続けていると、以下のような不具合やトラブルが生じます。
- 充電が終わらない
- 充電できない
- 発煙や発火を起こす
- 火事に発展する危険性
うまく充電できないだけでなく、劣化した部分から発火を起こし、近くにある燃えやすいものから炎が燃え広がってしまう危険も懸念されます。
したがって、充電ケーブルは定期的に異常が生じていないかチェックし、2年が経過しているケーブルは危険サインが確認されていなくても買い替えを検討してください。
今すぐ買い替えるべき『充電ケーブル』6選
下記のような特徴が充電ケーブルに現れている場合は、すぐに新しい充電ケーブルに買い替えてください。
1.ケーブルカバーが破れている
ケーブルのカバー部分が破れて中の導線が見えている場合、そのまま使い続けていると破れた部分から発火や発煙を引き起こす恐れがあり危険です。
「テープで止めておけば大丈夫だろう」と考える人もいますが、破れている時点で劣化している証ですし、中の導線も切れて正常に電気を送れない状態になっていることも考えられます。
2.コネクタ部分に破損が見られる
家電や充電アダプターに繋ぐコネクタ部分にヒビが入っていたり割れていたりする場合も、充電中に熱を帯びた際、発煙や発火につながる危険性があります。
劣化している充電ケーブルは特に必要以上に熱が篭りやすいため、コネクタ部分に破損が見られると正常に電気が流れず、発火につながるリスクが高まるのです。
3.端子部分が変形している
コネクタ部分から出ている家電や充電アダプタに繋ぐ銀色の端子部分。この部分が変形している場合も注意が必要です。
端子部分が変形していると、正常に電気が流れないため、充電できなかったり充電途中で外れてしまったりすることも多くあります。使い勝手が悪い上に、発煙や発火の危険性も高まるので、早めに買い替えましょう。
4.充電中に焦げ臭い匂いがする
スマホや家電を充電している最中、どこからか焦げ臭い匂いが漂ってくることはありませんか。匂いの元をたどり、充電ケーブルや充電アダプター、さらにはコンセントから焦げ臭い匂いが発生している場合は、いますぐ充電をやめてください。
そのまま使い続けていると、発火につながる危険性が非常に高いです。他の充電ケーブルやプラグを差し込んだときに焦げ臭い匂いが発生しないならば、その充電ケーブルに問題があると考えましょう。
5.うまく充電ができない
充電ケーブルに挿し込んでいたのに、なぜか充電されていなかった…という経験はありませんか。また、充電している最中に充電がオンオフ勝手に切り替わるという事例も同様です。
このようなうまく充電できない現象が起きた時は、充電ケーブルが劣化し、中が断線している恐れがあります。このままではある日突然、充電ができなくなったり、最悪の場合、熱が篭り発火や発煙につながる危険性があるので注意してください。
6.充電中にコネクタ部分が熱くなる
充電中、コネクタ部分が熱くなることが度々ある場合も注意してください。これは、充電ケーブルが劣化しているため、正常に電気を流すことができていないサインです。
必要以上に熱を持ってしまうと、コネクタ部分が発火してしまう恐れがあるので、早めに新しい充電ケーブルへ買い替えてください。
劣化サインが出ている充電ケーブルは早めに買い替えよう
いかがでしたか。今回紹介したような劣化サインが充電ケーブルに出ている場合は、完全に使えなくなったり発火を引き起こす前に、新しい充電ケーブルに買い替えてください。また、使い始めてから2年が経過している充電ケーブルも買い替えましょう。