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お風呂の節約ポイント
お風呂はたくさんのお湯と温水を使用する場所なので、どうしてもお金がかかりがちです。入浴は毎日のことなので、賢く節約したいと思っている人も多くいます。お風呂を節約する最大のポイントは、「無駄使いしない」という点です。
この「無駄使い」ということの中には、シャワーの出しっぱなしやお湯が多すぎないなどのポイントが挙げられますが、ここで気になるのがお湯の扱いによる節約方法です。『給湯でのお湯張り』と『追い炊き』のどちらが節約につながるのか、まとめました。
お風呂の『給湯でお湯張り』と『追い炊き』、どっちの方がお得?
お風呂の『給湯でお湯張り』と『追い炊き』には、以下のような違いがあります。
『給湯でお湯張り』にかかる料金
給湯でお湯を張るということは、バスタブに新しいお湯を貯めるということになるので、お風呂の水+水を温めるガスの料金が発生します。ガスはプロパンと都市ガスで利用料金が異なるものの、あまりにもかけ離れた金額差が発生するわけではありません。
- 都市ガスを用いた場合…1日あたり約120円・1か月あたり約3,500円
- プロパンガスを用いた場合…1日あたり約180円・1か月あたり約5,300円
約2,000円の差が出ますが、地域によっては都市ガスが利用できない場所もあります。都市ガスが利用できる場合は、都市ガスを利用するのがよいかもしれません。
『追い炊き』にかかる料金
追い炊きにかかる料金は、基本的に炊き直しのときのガス代のみです。そのため、全体的に料金が安くなることが多いといえます。
- 都市ガスを用いた場合…1日あたり約100円・1か月あたり約3,000円
- プロパンガスを用いた場合…1あたり約170円・1か月あたり約5,000円
お湯張り同様に、約2,000円の金額差が発生します。しかし、全体的に利用料金を抑えることは可能です。しかし注意しておきたいのが、入浴に使ったお湯を一晩おいたら細菌が1000倍に増殖している点といえます。
細菌の中にはレジオネラ菌などが含まれているので、体が弱っている人や免疫力が低い幼児や高齢の人が利用すると体調を崩してしまいかもしれません。
一番節約につながるのは…
料金のことだけを考慮すると、追い炊きが非常にお得です。しかし、追い炊きをする場合は入浴剤の使用が不可などの条件も加わるので、追い炊きだけでお湯を温め続けるのはNG。配管に負担をかけるだけでなく、細菌の繁殖で人体にも悪影響を及ぼすことがあります。
健康的に節約するのであれば、1日おきにお湯を張り替えて人体や配管に負担をかけない方法が1番です。配管に負荷をかけて不具合が起きてしまうと、大きな工事になって料金もかかってしまいます。長く清潔で健康的にお風呂を楽しみつつ、節約できる方法を見出しましょう。
まとめ
バスタブのお湯は『追い炊き』が一番節約になりますが、追い炊きだけでなく定期的に『給湯でお湯張り』をすることも重要です。料金だけでなく、人体と配管に負荷をかけない方法で節約しましょう。