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見過ごしがちだけど、マンホールは個性豊か!
普段歩いている道路には、マンホールが設置されています。マンホールの存在には気付いているけど、特に気に留めない人は多いのではないでしょうか。
普段何気なくスルーしているマンホールは、県や市区町村によってバラエティー豊かなものが多くあります。旅行先で、可愛いデザインのマンホールや、その土地を表すおしゃれなデザインのマンホールを見たことがある人もいるでしょう。
普段気に留めていないマンホールを少し気にかけて観察すると、地域の特色が出ていたり、マンホールの地下を表す記号が隠されていることがあります。
マンホールに記されている謎の数字で、地下が読み解ける!
マンホールを見ると、暗号風の数字や文字が記載されています。この文字や数字は、どのような意味があるのか、わかりにくいですよね。実はこれらの数字には、マンホールの下につながる地下を読み解くポイントが隠されています。
マンホールは、地下管路の分岐点や合流点の上に設置してある
まずは、マンホールがどのような場所に設置されているのかを把握しましょう。一般的にマンホールは、地下管路の分岐点や合流点となる場所に設置されています。
マンホールの下に流れている水の種類や、利用してるバルブの種類など、利用業者が一目でわかるよう情報を記載しているのです。
マンホールの数字には、いろいろな意味がある
基本的にマンホールに記載している数字や文字は、マンホールを利用する業者や災害時に使用する救助隊に向けて記載されていることが大半です。
マンホールに書かれている数字は、以下のような情報が記載されています。
- 下水道の敷設年度
- マンホールの識別番号
- マンホールの設置エリア
- 下水道管の機能
- 通行可能な車の重量
自治体別に、マンホールのデザインや記載情報などは異なります。とはいっても、上記のような情報を記載している自治体は、非常に多いです。
下水道の種類を示すことで、以下のものがマンホールの下に流れていると読み解くことができます。
- 汚水(生活排水)
- 雨水
- 幹線や枝線
利用する業者が、一目でわかるようになっているのです。
また、マンホールの識別番号や設置エリアを数字で記載して管理して、災害や陥没、事故などが起きたとき、迅速に現場に向かう手がかりにもなります。
数字は自治体で定められているため、気になる方は自治体のホームページを確認してみましょう。
マンホールの下にある水路の種類を見分けられる?
マンホールを見ると、前述したような情報を得られます。一般の人には意味が薄い情報ですが、実際に利用する業者や、災害や事故の対応をする救助隊にとっては非常に重要な情報なのです。
生活排水の一種である汚水や、雨水などが流れる地下水路ですが、「このマンホールの下に流れる水の種類」を知るためには、各自治体で定められている数字を確認する必要があります。
最近は数字を用いらず、「雨水」「汚水」「合流」と漢字での記載や、「雨」「汚」と省略形で記載しているマンホールも多々あります。
気になる方は、ぜひ自宅近くにあるマンホールをチェックし、確認した数字を調べてみてください。お子様がいる場合は、一緒に探してみるのも面白いですね!
注意してみると面白い!マンホールにぜひ注目してみて
いかがでしたでしょうか。普段気に留めないことが多いマンホールですが、注意して見てみると多くの発見があります。最近では、マンホールカードという商品が話題なるほどです。ぜひ外出時は、マンホールにも目を向けてみてくださいね!