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あんなに親しかったのに…友達と疎遠になってしまった
学生の頃は毎日会って何気ないことで笑い合っていた親しい友達も、大人になると徐々に距離ができることがあります。これは珍しいことではなく、多くの人が経験しています。大人になり友達と疎遠になる理由は、様々です。
大人になるにつれて友達が減る5つの主な理由
大人になってから友達と疎遠になる原因として、次の点が挙げられます。
1.人間関係が広がり、現在築いている関係が密接になったから
人間関係は、年齢が上がるとともに、ライフステージの変化に応じて変わってきます。
- 学生時代の友人
- 職場の上司や同僚、部下、取引先
- 子どもの親間のつながり
- 近所の人々
- クラブやサークル、趣味の教室
- 趣味を通じた出会い
- 婚活パーティーや合コン
常に学生時代と同じような狭いコミュニティで過ごすわけではなく、そのため、学生時代の友人関係は徐々に薄れがちです。
2.ライフスタイルの変化
ライフスタイルの変化も人間関係に影響を与えます。
- 就職
- 結婚
- 妊娠・出産
- 子どもの学校行事
- 自治会や子ども会などのコミュニティ
また、配偶者の収入によって生活環境が変わることもあります。
3.引っ越しで距離ができてしまった
就職、進学、結婚などで、生まれ育った場所から移る人は多いです。初めは故郷への寂しさを感じ、頻繁に友達や家族と連絡を取ることが多いです。
しかし、時間が経つにつれ、新しい環境にも慣れ、そこでの知人が増え始めます。生活が安定し心の拠り所ができると、新しい場所での関係を重んじるようになり、古い繋がりは徐々に疎遠になりがちです。
4.お互いに合わせる時間が見つけにくくなった
ライフステージの変化により、学生の頃のように自由に使える時間が減ります。
- 仕事のシフトによる不規則な勤務時間や残業
- 家事や育児による忙しさ
- 親や義理の親の世話で自分の時間が取れない
学生の時とは異なり、社会人としては職場を、家庭を持つと家族を優先する生活が主となります。その結果、以前のように気軽に友達と過ごす時間が少なくなります。
5.長く連絡を取っていなかったため、なんとなく気まずい
学生時代には、寝る時間まで友達と頻繁に連絡を取り合っていましたが、大人になるとその頻度が減少し、気づけば数年間連絡を取っていないことになります。
このような状況では、久しぶりに連絡を試みる際にはかなりの勇気が必要になります。相手に忘れられていないか等、様々な不安を感じつつ、結局は連絡を断念してしまうことも少なくありません。
大切な友達と疎遠にならないための対策
大切な友達と疎遠にならないよう努めるには、次のような行動を試してみましょう。
- 思い切って連絡を取り、定期的な交流を心がける
- メールやSNSだけでなく、手紙を書くなどして交流の幅を広げる
- たまには直接電話をして声を聞き、親密さを保つ
- 可能な限り時間を見つけて直接会い、関係を深める
友人との関係を大事にするならば、これらのように定期的なコミュニケーションを取ることがカギとなります。
まとめ
大人になると、生活の変化や忙しさから友達との連絡が途切れがちになります。しかし、大切な人との関係を維持するためには、さまざまな方法で意識的にコミュニケーションを取ることが重要です。友達が減る、疎遠になるという事態を避けるために、ここで紹介したような方法を試してみましょう。