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子どもは一瞬目を離すと、想像しない行動を取ることも!
ちょっと子どもから目を離したら、子どもが想像以上のことをしていたということは、育児あるあるといえます。その中でも気を付けたいのが、高所に登ることです。高い場所に子どもが登ると、以下のことが起きる可能性があります。
- 転落による大けが
- 高い場所のものを落下させて、周囲の人にけがをさせる危険
- 降りられなくなって救出しなければならなくなる
不測の事態が、起きるかもしれません。
子どもが高いところに登りたがる心理3つ!
子どもが高い場所に登っていく心理は、以下のものがあります。子どもの性格や特徴と、照らし合わせてみましょう。
1.感覚的刺激を得られる
高い場所を目指すのは、大人の登山と同じ感覚に近いのかもしれません。
- 高い場所に登った達成感が得られる
- 初めて見る景色
- 高いからこそ感じる感覚
- 周囲の人が見せる反応
なにかをやりきったときの達成感のみならず、いつもと違う目に映る光景は、子どもにとってとても魅力的なものです。
2.年齢が近い子に対する憧れ
子どもの1年は、心身が著しく育るので目を見張るものがあります。1歳年上の存在は、小さな子どもにとって憧れを抱きやすいのです。
- 年齢が近い子が高い場所に登っており、刺激を受ける
- 自分もやりたいと思いやすい
- 自分で登れた達成感と、憧れに近づいた優越感
幼稚園や保育園、きょうだい関係の身近な子どもがやっていることに、自分もチャレンジしてみたいと思いやすい傾向があります。
3.危険よりも、好奇心が勝るため
小さい子どもは、高所が危険という認識が低くく、好奇心で突っ走りがちです。
- 高い場所から落下した経験がない
- 落下によって大けがを負うリスクを知らない
- 命の危険と背中合わせであることを知らない
何事も経験とはいいますが、高所から転落すると大けがをするかもしれないので要注意!
子どもが高い場所に登らないための対策
高所に登る経験は、子どもには欠かせません。でも保護者の多忙時は、高所に登るのを見守り、子どもを危険から守るのが難しいといえます。子どもの安全を守るためにも、以下のことを試してみてください。
- ゲートを使用して防ぐ
- 外出中は子どもから目を離さない
- 極力登るものがない場所に行く
- 登っても安全な高い場所を作る
- 子どもが登れる足場を置かない
- 子どもがたくさんからだを動かす場所に行く
公園や家庭内の遊具は、年齢や月例にあっていなければ危険です。子どもがもつ身体能力を加味して、おもちゃや遊び場所を決定しましょう。子どもがたくさんからだを動かせる遊びを取り入れ、ストレスを発散させてあげてください。
まとめ
子どもは好奇心から高い場所に登りがちですが、そこには転落などの危険が潜んでいます。子どもの安全を守るため、できる限り高所への登りを防ぎ、やむを得ず登る際は細心の注意を払いましょう。同時に、子どもの探索心を適切に発散させる機会を設けることも大切です。