夜更かしすると、お腹が空いたときお菓子やインスタント麺などを摂取したくなりますよね。しかし、昔から深夜食べ物を口にしない方がよいと言われてきました。実際、夜中に食べると太りやすくなったり、睡眠の妨げになるという話はよく聞きます。
我慢出来ない夜間の空腹時は、太りにくいものや、消化しやすいものを選びましょう。
「夜間の間食は太る」って本当？どんな理由があるの？
昔から「夜間の間食は太る」と言われてきましたが、本当なのでしょうか。実は、夜間の間食食べで太るという科学的な根拠はありません。
しかし、一説によると夜は日中よりもエネルギー消費量が少ないため、肥満につながりやすいといわれています。
夜間に日中と同じ食事すると、消費カロリーが摂取カロリーを上回るので、眠っている間にカロリーを体が吸収して脂肪となって蓄積してしまうのです。
また、睡眠不足によるむくみはダイエットの敵です。夜間食事をすると胃腸が活発化し、睡眠の妨げになります。そのことも、太りやすくなる原因の1つと考えられています。
食べるべきではない『夜食』5選！NGな理由も解説
夜間の空腹時、摂取するものは睡眠の妨げになりにくく、太らないものにしたいですよね。ここでは夜間食べると悪影響を及ぼすNGな夜食をご紹介します。
1.炭水化物
夜間は日中よりも、活動量が少ないです。炭水化物は脂質や糖質を含んでおり、カロリーも比較的高めといえます。そのため、夜食で摂取すると摂取カロリーが消費カロリーを超え、太る原因となる可能性が高いです。
摂取カロリーが消費カロリーを超えてたら、超過したカロリーは脂肪になり就寝中体に蓄積されます。就寝中はカロリーの消費量が非常に少ないので、食べたものが消費されないまま蓄積するので、ダイエット中の人は要注意です。
2.辛い食べ物
夜間に辛い食べ物を摂取したいと思う人も多いと思いますが、睡眠の妨げとなるかもしれなのでよくありません。辛い食べ物を摂取すると意識が覚醒して、眠りにくくなります。
また、辛い食べ物は胸焼けや消化不良を起こしやすいことで知られています。眠る前に摂取すると、消化不良を起こしやすいです。消化に時間がかかるので、横になっても胃腸の不快感で眠りにくく、睡眠の妨げもなります。
3.チョコレート菓子
「夜に甘いものを食べたい」と思った時、つい手軽に口にできるチョコレート菓子を食べてしまう人は多いでしょう。しかし、チョコレートは少量でもカフェインを含んでいます。カフェインは覚醒作用が強く出るため、眠る前に食べてしまうと睡眠を妨害してしまいます。
また、糖質を多く含むミルクチョコレートなどは、眠る前に食べることで糖質を上手く消化できず、そのまま脂肪として体に蓄積されてしまいます。ダイエットにも不向きなので、寝る前のチョコレートは控えましょう。もちろん、カフェインが多く含まれるコーヒー飲料もNGです。
4.赤身肉
空腹を感じたとき冷蔵庫を開けると、美味しそうな赤身肉を発見！この状況だと、焼くだけで美味しいステーキなどの赤身肉を、すぐに食べたくなる人も多いのではないでしょうか？。
しかし赤身肉は、肉の中でも特に消化が難しい食材と言われています。消化に時間がかかるので、食後眠ろうとしても、胃腸が活性化して睡眠が妨げられやすくなってしまいます。
タンパク質が豊富で比較的低脂肪、低カロリーなのが特徴のお肉です。ダイエット中の人によいと思われやすい食材ですが、寝る前に赤身肉を食べると睡眠に影響する可能性があるので要注意です。
5.揚げ物
揚げ物は油を多く使っているので、消化に時間がかかってしまい、睡眠の妨げになる可能性があります。廃かろりーなの上、脂質量が多いため、ダイエットにも不向きです。
活動量と代謝が低い夜に揚げ物を摂取すことで、脂質が脂肪になりやすいです。また、消化しにくくいので胃腸の活性化しやすく、そのため眠りにくくなる可能性が高まります。
睡眠にもダイエット面にも悪影響を及ぼすので、揚げ物を夜食として選ぶことは控えてください。
夜の空腹が気になる…そんなときの対処法はコレ！
良質な睡眠をとり、余分な脂肪を蓄積しないためにも、夜食を控えるのが最適です。
しかし、空腹状態で就寝すると、胃痛やかえって眠れなくなるかもしれません。我慢できない空腹時には、以下の方法で空腹を凌いではいかがでしょう。
- 温かい飲み物を飲む（カフェインはNG）
- 野菜少しが入ったスープを飲む
- 豆腐やこんにゃくを使用した低カロリー食品を選ぶ
食後就寝しやすいよう、アイスなどの冷たいものは避け、温かい飲み物を摂取するようにしましょう。
少量の野菜を入れたスープは、お腹が満たせてカロリーを抑えられるのでおすすめです。昨今では、お湯をかけるだけのインスタントスープも多く発売されているので、夜食にピッタリのスープを探してみてください。
また、こんにゃくは噛み応えがあり、低カロリーなので夜食に最適です。工夫次第でいろいろな楽しみ方が可能なので、自分に合った夜食レシピを1つ持っておくと安心！
夜食には睡眠とダイエットを妨げないものを選んで
いかがでしたか。「夜食べる」ことは、消化活動を内臓目覚めさせることによる睡眠妨害や、摂取カロリーが多くなって肥満になる恐れがあります。我慢できない空腹時は、温かい飲み物などの睡眠やダイエットの妨げにならないものを選びましょう。
