使わなきゃ損!『備長炭』の活用法5選!

炭

備長炭は料理以外にもさまざまな使い方ができます。ただ「具体的な使い方をよく知らない」という方も多いと思います。この記事では、知って得する備長炭の活用法を5つご紹介します。上手に使って生活に役立ててくださいね。

お部屋の消臭

コップに入った備長炭

備長炭はお部屋の消臭に高い効果を発揮します。

その理由は、備長炭の表面にある目に見えないほどの小さな穴が、お部屋に漂うイヤなにおいを強力に吸着し消臭してくれるからです。

ガラスの小瓶に入れたりおしゃれなお皿に置いて飾れば、インテリアとしても楽しむことができますよ。

なお備長炭はアルカリ性の性質のため、汗や生ゴミといった酸性のにおい消しは得意ですが、アルカリ性のにおいであるトイレの消臭には向きません。トイレの消臭が目的であれば「黒炭」という炭を使いましょう。

飲み水の浄化

水に備長炭を入れて飲む

備長炭は飲み水の浄化にも役立ちます。

備長炭に空いた無数の穴はフィルターのような役割をするため、水道水に含まれる塩素(カルキ)を吸着し除去してくれます。水道水を飲むのに抵抗がある方におすすめの方法です。

また備長炭からカルシウムやマグネシウムといったミネラルが溶け出すため、弱アルカリ性のミネラルウォーターを簡単に手作りできます。

なお水道水から塩素が抜けるまでは4〜5時間程度かかります。ピッチャーに備長炭を入れて冷蔵庫で冷やして待ちましょう。

塩素が抜けると飲み水として利用できる期間が短くなるため早めに飲み切ってください。

お米をふっくら仕上げる

炊きたてのごはん

「炊飯器に炭を入れてお米を炊くと美味しく仕上がる」という話をご存知の方も多いのではないでしょうか。これには2つの理由があります。

一つ目は、備長炭の遠赤外線効果により米全体に熱が通ること。二つ目は、備長炭が水の塩素を除去し弱アルカリ性の水に変えてくれること。

いずれもお米をふっくら仕上げるための必須条件であり、炊飯器に入れるだけで簡単にお米を美味しくしてくれます。

備長炭はお米を炊く前にしっかり水洗いし、5〜10分程度煮沸してから使用しましょう。

お風呂に入れる

お風呂でリラックスする女性

備長炭を湯船に入れると、塩素が除去されやわらかな肌触りのお湯になります。さらに遠赤外線の温熱効果により体を芯からあたため、発汗を促す効果も期待できます。

布袋や洗濯ネットを利用し、使用後は風通しの良い場所で乾燥させて3ヶ月程度を目安に新しいものに交換しましょう。

家庭菜園の土壌改良

備長炭

細かく砕いた炭を家庭菜園の土に混ぜ込むことで土壌改良ができます。

なぜ炭が土壌改良に良いかというと、炭に空いた無数の穴が微生物の住処となり、微生物の働きによって土がフカフカになるからです。

他にも、炭の穴を空気や水が通ることで土の通気性や排水性がアップしたり、酸性土壌を中和するなど、作物が育ちやすい土に変えてくれます。

まとめ

竹かごに入った備長炭

備長炭の活用法を5つご紹介しました。備長炭は料理だけでなくお部屋の消臭や飲み水の浄化、家庭菜園の土壌改良など、さまざまな使い方ができます。

生活の必需品ではないものの、持っていると少しだけ生活を豊かにしてくれるはずです。ホームセンターで簡単に手に入れられるので、ぜひ試してみてくださいね。

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