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賞味期限切れの食材、いつまでなら食べられるの?
賞味期限が切れている食材は、徐々に劣化してきます。いつまで食べられるのかは、食材の保存状態や特性によって異なるので、一概に目安を決めることはできません。
しかし、いつまでも保存しておくことはできないので、賞味期限が切れている食材はできる限り早く消費するよう心がけましょう。
賞味期限切れの食材が腐っているときのサイン
賞味期限が切れている食材が劣化しているときのサインは、以下のものがあります。
1.外見が変わっている
食材の外見が変化している場合、劣化が進んでる可能性が高いです。
- しわしわになっている
- 不自然なくぼみがある
- くたくたになっている
- 枯れている
- 見覚えのない液体が出ているなど
今までなかった外見の変化は、劣化が原因であることが大半です。見た目が変わっているため、劣化しているのがすぐにわかるのが特徴といえます。
2.カビが生えている
食材にカビが生えているときは、どのような場合でも食べないようにしましょう。カビが生えている時点で、食材の深部までカビが根を張っている可能性が高いです。そのため、カビが生えている部分だけを切り取ってもカビは除去できません。
3.食材の固さが変わっている
食材の固さが変化しているときは、劣化していることが大半です。
- 妙な柔らかさになっている
- 乾燥しきってカチカチになっている
- ぶよぶよになっている
- 触っただけで、ボロボロに崩れるなど
適切な固さではなくなっているものは、食材の内部が劣化している可能性が非常に高い状態といえます。
4.ニオイが変化している
食材本来の香りとは異なるニオイが発生している場合は、食材が劣化しています。
- 腐敗臭がする
- 酸味の強い、つんとしたニオイがする
- 納豆のような発酵臭がする
- 雑巾のような悪臭がする
- 明らかに本来の食材とは異なる臭いに替わっているなど
本能的に食べると危険だと感じる臭いになっているときは、外見などに全く変化が見られなくても食べるべきではありません。
5.味が変わる
食材そのものの味が変化しているときも、劣化しているので食べずに破棄しましょう。
- 全体的に酸っぱい味がする
- 舌がピリピリする
- 苦味を感じる
- 言いようのないえぐみがあるなど
味以外の目立った変化がなかったとしても、やはり食材として活用するのは危険です。
6.触感が変わっている
食材に触れたとき、今までにない触感を感じたら賞味期限を確認してみてください。
- 本来あるはずがないにめりが、全体的に広がっている
- 触れたところが簡単にくぼんだ
- 食材を置いたら、食材と手の間で糸を引いている
ぬめりなどが発生しているときは、ぬめりを洗い流したとしても食材を使用すべきではありません。
食材の賞味期限が切れそう!どうすべき?
食材の賞味期限が切れそうになっているときは、以下のような方法を試してみてください。
- 冷凍保存する
- 大量消費レシピで、食材を一気に使い切る
食材の冷凍保存は、節約術のひとつです。有効活用し、上手に食材を使う手段として身に着けておくと、とても便利ですよ。大量消費レシピは、作り置きにもつながります。
まとめ
食材の賞味期限は、食材が美味しく食べられる期間なので、過ぎてしまっていても劣化していなければ大丈夫です。劣化サインを把握し、傷んだ食材を食べないよう注意しましょう。