子どもにトラウマを植え付ける『親の絶対NG行為』8選 大人も気持ちを考えた行動を

悲しむ子ども

子どもにとって、親は特別な存在です。特別な存在である親からの行動や言動の内容によっては、子どもがトラウマを持ってしまう可能性があるので注意しなければなりません。子どもの心に傷を残さないためにも、親がすべきではないトラウマを植え付ける可能性がある行動をチェックしておきましょう。

親の行動が、子どもにトラウマを植え付けてしまうかも!

怒る母親

子どものためにと思って言っていることや行動が、子どもにトラウマを植え付けてしまう恐れがあります。子どもの心に深い傷をつけてしまわないためにも、子どもにトラウマを植え付けてしまう行動を知っておきましょう。

子どもにトラウマを植え付ける『親の絶対NG行為』8選

泣く子ども

子どもにトラウマを植え付けてしまう親の行動や言動は、以下のものがあります。

1.子どもの口に無理やり食事をねじ込んで食べさせる

子どもが好き嫌いをするのは、大人よりも味に敏感だからという面を持っています。子どものころ食べられなかったものが大人になって食べられるようになるのは、年齢を重ねることで味覚が鈍感になっているからなのです。

味覚が敏感で好き嫌いしたり、食べるスピードがちょっと遅いからといって、子どもの口に食べ物を押し込んで飲み込ませるのは絶対NG!子どもが食に対するトラウマを持つきっかけにつながります。

2.結果至上主義の子育て

習い事やテストなど、結果至上主義で子どもに接してしまうのはNG。手段を選ばず、結果だけよければそれでいいという考え方をするきっかけになります。

それだけでなく、過程を見てくれないとなると、頑張った部分を無視されたような気持になり、自信が持てなくなる可能性があるため注意しましょう。

3.他人との比較

他人との比較は、子どもを鼓舞するのではなく、トラウマを植え付ける行動に結びついてしまいます。

  • きょうだいと比較
  • 子どもの友達と比較
  • 血縁者との比較など

比較対象をライバル視することで、今まで良好だった関係が崩れてしまうかもしてません。

4.容姿を揶揄する

子どもの容姿を揶揄するようなことを、親が言うのは絶対避けるべきです。

  • ブス
  • チビ
  • ノッポなど

一番信用している親から容姿を揶揄されることで、トラウマを持ってしまう恐れがあります。

5.感情を子どもにぶつける

子どもに自分の感情をそのままぶつけてしまうと、子どもは本来の姿を親の前で見せなくなってしまうかもしれません。

  • 怒鳴りつける
  • 気分で対応が違う
  • 子どもの話に聞く耳を持たないなど

子どもに接するとき親は、感情をある程度コントロールして接するべきです。

6.子どもの行動を制限し、監視する

子どもの行動を制限したり監視するような行動や言動が目立つ場合、子どもは自分の感情や考えを持たなくなります。

  • 子どもの行動に、すぐいちゃもんをつける
  • 子どもが行きたい場所を否定する
  • 子どもが遊びに行くとき、どこの誰とどこでなにをして遊ぶのかなど根掘り葉掘り聞く

自由のない生活を繰り返すことで子どもの思考は停止し、どこにも行かない自分で行動できない子に育ってしまいます。歯向かうと怒られるので、自分の思考を持つことそのものにトラウマを持ってしまいます。

7.子どもの意見を全否定

子どもの意見を全否定し続けていると、子どもは自分の意見に自信が持てず、自分の考えは大したことないと思い込んでしまいます。意見を全否定されることで存在そのものも否定されているような気持になりやすく、発言することそのものにトラウマを持ってしまいやすいのです。

8.気に食わなければ暴力をふるう

子どもの行動や言動が気に食わないと感じたら、すぐに手を出してしまうのはNG!親の顔色をうかがう癖がつき、自信の持てない子どもに成長しやすいです。

子どもが健やかに過ごせるために、注意すべきこと

リビングにいる笑顔の親子

子どもが健やかに育つために注意すべきことは、以下の通りです。

  • 子どもの感情や意見を尊重する姿勢を、常に表に出しておく
  • 子どもの存在そのものを受け止め、認めてあげる
  • 間違いを否定するのではなく、どこが間違っているのかを諭す
  • 子どもは親の付属品ではなく、親と異なる一人の人間であることを把握する
  • 子どもの前では、ある程度の感情コントロールを心がける

親であっても、鉄人や聖人ではありません。間違いを起こすこともあります。まずは、子どもに対してなにが善であり悪なのかを知ることから始めてみましょう。

まとめ

子どもにとって、親からの対応は成長の糧になると共にトラウマを植え付けられてしまうきっかけにもなるものです。日頃の子どもとのかかわり方を定期的に振り返り、子どもによくない影響を及ぼさないよう注意しましょう。

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