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暴力を振るう人の特徴とは
暴力は、なにがあっても許される行動ではありません。相手に対してすぐに暴力を振るおうとする人は、以下のような特徴があります。
- 暴力で愛情表現をしているつもりになっている
- 自分が暴力を振るっている自覚がない
- 暴力そのものがいけないものだとは思っていない
暴力を振るっている人は、暴力に対する認識がほかの人と大きくずれていることが多いです。
『暴力を振るう人』の心理5つ
暴力を振るう人の心理は、以下のものが挙げられます。
1.相手のためを思って仕方なく暴力を振るっていると思っている
暴力を振るう人の多くは、相手を思って仕方なく暴力を振るっていると信じ込みがちです。
- 相手の間違いを正そうとした
- 相手に対して、自分の方が正しいということを知らしめたいと思っていた
- 愛があれば暴力でなんでも伝わると思っている
相手が他人に対してとんでもない迷惑をかけたり、理不尽なことを言い通しているときは手が出ることもあるでしょう。しかし、暴力が日常茶飯事になってしまっているのは絶対にあってはならないことです。
2.自分が振るう暴力は正しいと思い込んでいる
暴力を振るう人は、他人の暴力に対しては、暴力はよくないという認識を持っています。しかし、自分が誰かに対して振るう暴力は、正しい暴力だと信じ込んでいるのです。
自分だけは特別という認識を持っている人に見られやすい行動で、自分がやったことは自分の中で正当化してしまう癖を持っています。そのため、自分がやったことがたとえ暴力であっても、正しい行いだったと認識してしまうことが多々あります。
3.暴力を振るえば、相手がすぐに黙ってくれる
自分と異なる意見を言ったり、自分の思い通りに動かない人に対して、自分の思惑通りに動くよう誘導させるために暴力を振るう人もいます。暴力を振るえば相手が黙って自分の言うことを聞くことに味を占めているため、なにかにつけてすぐに手を上げます。
4.相手からの仕返しは絶対ないと思っている
暴力を振るう人は、相手を選んで暴力を振るっています。
- 相手を完全に見下している
- 精神的に弱い人だけを狙っている
- 完全に体格的に有利に立てる相手にしか、暴力は振るわない
自分に対して相手が絶対に仕返ししてこないというなんらかの根拠があるときでしか、基本的に暴力を振るう人は誰かに手を上げようとしません。
5.力が強いことを自慢したい
自分の力を相手に見せつけ、相手と絶対的な上下関係を築きたいと思っている人は、すぐに暴力を振るいます。相手を恐怖で支配し、服従させたいという心理も働いているかもしれません。
暴力を振るわれたときにすべき対応
暴力を振るわれたときにすべき対処方法は、以下の通りです。
- 警察を呼ぶ
- DV相談窓口に駆け込む
- 電話相談できる機関に助けを求める
- 友人や親にかくまってもらう
自分一人で相手からの暴力を受け続けることはありません。暴力を振るわれたときは、迷わず逃げましょう。
まとめ
暴力を振るう人は、相手を選んで暴力を振るってきます。相手からの暴力がひどいと感じたときには、迷わず周囲の期間や人に助けを求めましょう。