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子どもの成長と共に気になりだしてくるのが、子どもの学業成績。自宅でしっかり勉強し成績も優秀なのが理想ですが、勉強が苦手でサボりがち・成績が伸び悩んでいる子供は少なくありません。
子どもの成績が心配という親御さんの多くが思いつくのが、学習塾。ただ、この学習塾も種類が複数存在し、勉強方針などもそれぞれ異なるため子どもの目的に合わせた塾選びが求められます。
今回は学習塾の種類と、そもそも子どもを塾通わせるべきなのかについて解説します。
補習塾
補習塾とは、その名の通り学校の授業の深堀りと復習、および予習を行うことで成績アップを狙うスタイルの塾です。
学校の授業で学んだ内容理解を手助けし、テスト対策もサポートしてくれます。子どもが学校の授業で置いてけぼりにならないための塾なので、学力が低め・勉強が苦手な子どもも続けやすいです。
進学塾
進学塾とは、高校・大学など受験対策をメインとした塾のことです。そのため、学習する内容も高レベル。基礎的な勉強ができていない子だと付いていけないこともあります。
ただ、基礎的な内容を含めたレベルのコースを用意している塾も多いです。子どもの学力レベルに見合ったコースがないか、入塾前に相談されることをオススメします。
総合塾
総合塾とは、上記で解説した補習塾と進学塾の複合タイプです。授業のフォローと受験を一貫して同じ塾で対応してほしい場合に有力候補となります。長期的に通うことで子どもの得意・苦手分野を把握しアドバイスしてくれる他、学校の成績を加味し進路相談に乗ってくれる塾もあります。
さらに個別指導・集団塾と分かれる
子どもに対する指導方法でも塾の種類は分かれます。まず個別指導とは、講師が生徒とマンツーマンになって指導するスタイルです。お値段こそ高くなりやすいですが、そのぶん子どもに合った授業を行いやすいメリットがあります。
一方、集団塾とは複数の生徒に対し講師が前に立って指導する方法です。学校の授業と同じとなります。個別指導のように子どもに合わせた指導は難しくなりますが、そのぶん費用も安くなりやすい傾向にあります。
そもそも子どもを塾に通わせるべき?
子どもを塾に通わせるべきかどうかは、子どもの将来達成したい夢や目標・両親の考えとして左右されます。たとえば、子どもが医者や弁護士など、高い知識と専門性が求められる職種になりたいと思っているのであれば、中学・高校からしっかりと勉学に励むべきであり塾に通うのも有効な選択肢といえます。
他にも両親の考えとして、将来子どもが困らないように学業をしっかり身に付けさせたいと思われる場合も塾に通わせる価値はあります。
一方で、子どもの将来の夢・目標に学力が大きく求められない、両親が勉学より別の物事を優先して学んでほしいと思っているなど、塾の必要性が重要でない場合は無理して通わせる必要もないでしょう。
以前までは、いい大学に進学することで将来が安泰と思われていました。しかし近年ではそうした学歴重視の価値観も薄まりつつあるため、より子供に何を優先させるかが強く問われるようになりました。
今回の記事を参考に塾に通わせるかどうか、子どもと一緒に検討してみてください。