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タクシードライバーには、なにをやってもいいわけではない!
タクシーを利用するとき、運転手さんとの会話は場の雰囲気をよくするきっかけにつながります。トークで盛り上がる、お客さんを楽しく移動場所まで送るのは、タクシードライバーの仕事の一種です。
しかし、ただの運転手としてタクシードライバーに接するなど、不適切な接し方をしてしまう人は、ドライバーから嫌われてしまうかもしれません。
タクシードライバーが嫌う「嫌な客」6選!
タクシードライバーから嫌われやすい、嫌なお客さんの特徴をまとめました。
1.泥酔している人
タクシーに乗るお客さんの中でも、泥酔している人は対応しにくい面を持っていることが多いです。
- 眠り込んでしまって、行き先が定まらない
- 運転中とにかく絡んでくる
- 嘔吐・失禁する
上記の中でも、嘔吐や失禁は処理が大変なので遭遇したくないと思っているドライバーは少なくありません。
2.暴力的な態度や発言の人
タクシードライバーに対して、横柄な態度を取る人は嫌われます。
- ドライバーに対して暴言を吐く…バカ・死ね・殺すぞなど
- 座席を蹴るなど、車内で暴れる
お客様は神様ではありません。ドライバーも利用客も、同じ人間です。優劣をつけるのは、間違っています。
3.とにかく急かし、クレームを言ってくる人
乗車と同時に、以下のような行動や態度を取ってしまう人は、ドライバーから嫌われます。
- とにかく急かす
- 運転手のルートに文句をつける…意図的に遠回りをしたなどのクレーム
- 運転そのものに対してのクレームなど
ストレスの発散のために暴言を繰り返すのは、絶対NG!とにかく急かすような行動は、事故につながる危険性があります。
4.いきなりため口で、馴れ馴れしい態度を取ってくる人
ドライバーに対して、乗車と同時に馴れ馴れしい態度を取るのもNG!
- いきなりため口で話す
- 行先だけを告げて、「お願いします」といった趣旨の言葉はない
- 支払いでお金を投げる
- ドアを乱暴に閉めるなど
タクシーはお金を出しているからお客さんの方が偉い、というわけではありません。
5.車内を汚す人
タクシーは、いろいろなお客さんを乗せて目的地まで運ぶのが仕事です。その業務を著しく妨害する行為は絶対NG。
- 車内で飲食し、こぼす
- 車内での排泄、嘔吐
- 電子タバコや喫煙
- おならをするなど
上記のことをした人のあとは、シーツを変えて消臭スプレーでの臭いけしなど、業務時間が著しく短くなる対策や後処理を行わなければならなくなります。
6.値切ったり、メーターを止めさせて走行させようとする人
タクシーは、走行した距離に応じて料金を払うシステムになっています。そのルールを無視して、メーターを切って走行するよう命じたり、目的地に到着して値切ろうとするのはNG!
タクシーを利用するときに守るべきマナー
タクシーに乗るときに守りたい最低限度のマナーは、以下のものがあります。
- 交通量がある程度落ち着いている場所でタクシーを拾う、もしくは呼ぶ
- 荷物が多くトランクを使うときは、積みこむを手伝う
- 目的地は、はっきりと伝える…途中寝てしまうかもしれない場合は、特に目的地をしっかりと伝えておくこと
- 濡れたもの、ニオイが出るものは持ち込まない
- トイレは事前に済ませておく
- 運転手との会話を楽しむ
- こまかな金額を支払えるよう、お金を用意しておく…1万円札だけでは不親切
- 乗車時には「お願いします」、降車時には「ありがとうございました」
決して難しいことばかりではありません。マナーを守り、ドライバーと良い関係を築いて双方気持ちよく時間を過ごしましょう。
まとめ
タクシーを利用するときは、最低限度のマナーを守るべきです。泥酔している人をタクシーに乗せるときは、お酒を飲んでいない人が付き添い、介抱しながら迷惑がかからないようにしましょう。