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電気代高騰で暖房器具の電気代が気になる人、急増中!
2020年以降、時期を追うごとに電気代が高騰し、多くの世帯の家計に大打撃を与えています。電気代高騰に伴い、電気の使い方や使っている家電製品の見直しを検討しているご家庭も多いでしょう。
そんな中、本格的な冬シーズンに入り、暖房器具を毎日使うことで、より電気代が高額になり家計費に大きなダメージを与えています。月々の電気代を見ると、「暖房器具の電気代を抑えたい」「どのくらいかかっているのか知りたい」と気になりますよね。
ご家庭に使っている暖房器具によって、電気の消費量は異なります。電気の消費量が多ければ多いほど電気代がかかるため、ご家庭の環境に合った暖房器具選び、また節電方法を取り入れることが節約に繋がります。
節電必須!「電気代が高い暖房器具」ランキング5
では、数ある暖房器具の中でも、どのような種類の暖房器具が電気代が高くなりがちなのでしょうか。ここでは、電気代が高い暖房器具をランキング形式で紹介します。暖房器具の電気代が気になる方は、暖房器具を見直す参考にしてみてください。
第5位 ホットカーペット
多くのご家庭で使用されるホットカーペットは、実は1時間あたりの電気代が大きさによって20円と高額になることがあります。日本でも人気の「こたつ」よりも電気代が高くなりやすいともいわれているので注意が必要です。
他の暖房器具と併用して使うことが多いホットカーペットですが、十分体が温まったら電源を切るなど、正しく効率的な使い方を意識しましょう。
第4位 エアコン
現在、主流となっているエアコンですが、やはり暖房器具の中でも電気代がかかりやすいといわれています。ただし、エアコンは稼働効率を上げるポイントを抑えることで、一気に他の暖房器具よりもコスパの良い使い方ができるのです。
例えば、エアコンの機能に搭載されている自動運転モードは、設定された温度に室温が到達すると、自動的に停止されます。また、温かい空気は上へと行きがちなので、風向きを下に向けるだけでも室内の暖かさを実感しやすくなります。
第3位 セラミックファンヒーター
小型のものが多い体を直接暖めるタイプの暖房器具「セラミックファンヒーター」は、部屋全体を暖めるのが難しいことや、1時間あたりの電気代が、場合によってはエアコンよりも10円ほど高くなるなどコスパがあまり良くありません。
ただし、ピンポイントに足元だけを早急に温めたいという場合は、セラミックファンヒーターが活躍してくれるでしょう。長時間使わなければ効率的ともいえます。
同率1位 パネルヒーター
薄型で安全性も高いパネルヒーターは、小さなお子様やペットを飼っているご家庭などに人気の高い暖房器具です。ただし、完全に電気で暖めていることもあり、電気代が嵩みやすいというデメリットが難点です。
人気の高いエアコンと比べても10円以上もの差がつくため、1ヶ月の電気代として考えると電気代が高額になりがちです。
ただし、エアコンで室内を暖めるまでの間、稼働効率を上げるために使用することもできるので、上手に活用して総合的な電気代を抑えることは可能です。
同率1位 電気ストーブ
電気ストーブも電気のみを使って稼働しているため、電気代が上がりがちです。パネルヒーターと同率1位となるほど電気代が高いため、どちらかを選ぶならば安全性の高いパネルヒーターを、と少々売り上げが低迷しがちな面も見えます。
ただし、こちらもエアコンを稼働し始めたタイミングで併用することで、エアコンの稼働効率を上げることができます。エアコンの使用時間を短時間で抑えることができるため、全体の電気代を抑えることに繋がるでしょう。
節約するために意識するべき節電のコツは?
暖房器具の電気代を抑えるためには、暖房器具の稼働効率を上げたり、部屋の環境に適した暖房器具を選ぶことが重要です。
- 電気代の高い暖房器具の使用を控える
- 暖房器具を上手く併用して稼働効率を上げる
- 暖めたい環境によって暖房器具を使い分ける
- カーテンを厚手のものにして冷気を通さない
- 窓に断熱シートを貼って室内の熱を逃さない
- エアコンの機能を上手に活用する(自動運転モード活用、風向きを下にするなど)
例えば、エアコンを主に使っているご家庭では、サーキュレーターや電気ストーブを併用することで、部屋をより早く暖めることができるでしょう。また、ひとりで使用する場合は、エアコンやヒーターではなく、こたつを使った方が電気代を抑えられます。
他にも暖房器具で暖めた部屋の温度をキープするため、カーテンを厚手のものにしたり、断熱シートを貼るなどの工夫を取り入れると、より電気代を抑えることができます。
節電や稼働効率を意識して暖房器具の電気代を抑えよう
いかがでしたか。暖房器具を使用する際は、節電に繋がる工夫を取り入れることはもちろん、稼働効率を上げる暖房器具の使い方を意識することで、より電気代を抑えることができます。ぜひ今回紹介した電気代ランキングや節電のコツを参考に、暖房器具の使い方を見直してみてください。