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秋が旬の柿!傷んだものを食べると食中毒になるかも
柿は秋に旬を迎える果物で、全国で数多くの品種が発表されています。それぞれの品種で、食べる頃合いに多少の違いはあれど、食べるべきではないものには共通の特徴が出ていることが多いです。
食べてはいけない柿の特徴を把握して、食中毒など健康を害してしまう可能性がある柿を食べないよう注意しましょう。
食べてはいけない『柿』の特徴5選
食べるべきではない柿の特徴は、いくつかあります。ひとつでも当てはまっている場合、注意しましょう。
1.ヘタの周りが黄緑っぽい
ヘタの周辺がオレンジ色になっていない柿は、熟成していない状態です。そのまま食べると、甘みよりも渋みが勝ってしまい、美味しさに欠ける印象を持ってしまうかも。ヘタの周りがオレンジ色になるまで、追熟させてから食べるのがおすすめです。
2.緑色の柿
柿を収穫したとき緑色のままだった場合、そのまま食べてしまうと渋くて硬いため美味しさを感じられないことが大半です。柿は収穫後追熟する果物なので、緑色の柿が手に入ったら追熟して色ついてから食べると美味しく食べられますよ。
3.実から汁が出ている
劣化が進むと、柿の実の繊維が崩れ始め液状になります。実の皮がはじけ、どろどろの液状になった実が溶けだしている状態です。こうなっていると、食べるのは危険!異臭などの異変を感じていないなかったとしても、食べるのは控えるべきでしょう。
4.柿本来の臭いではなくなっている
柿は、独特の甘い香りがするものです。その香りとは異なる、顔をそむけたくなるような異臭がするときは腐敗が進んでいる可能性が高い状態なので注意してください。
- 鼻をツンと突くような異臭
- 強い酸味や腐敗臭
- 柿本来の臭いではない、食べたら危険な臭い
少しくらい…と思うかもしれませんが、腐敗が進んでいる柿を食べるのは危険です。
5.柿の表面にへこみや黒ずみはある
柿表面のへこみや黒ずみは、完熟を通り越して劣化しはじめたり、細菌に感染しているときに見られる特徴のひとつです。へこみや黒ずみの部分を取り除いたとしても、実全体に細菌が潜り込んでいる可能性があるので、食べない方が無難!
新鮮な柿の見分け方
新鮮な柿には、以下のような特徴がみられます。
- 実全体が鮮やかなオレンジ色をしている
- ヘタが緑色で枯れていない
- 実全体にハリがあり、しわやへこみなどがない
- 手に持ったとき、外見を裏切るずっしり感がある
新鮮な柿は、この時期スーパーなどでも出回っています。色や形、重さをしっかりとチェックして新鮮なものを選びましょう。
まとめ
柿は、鮮度抜群のサインと腐敗サインがしっかりと出る果物です。完熟と腐敗が少しわかりづらいことがあるかもしれないので、臭いや色などをしっかりとチェックして腐敗していないかを見極めましょう。