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柔軟剤をたくさん使っても、香りとふんわり感は増さない!
柔軟剤を使って仕上がった洗濯物は、肌触りがよくていい香りがするものです。規定通りの柔軟剤を洗濯機に入れただけでこんなにもふわふわに仕上がるのであれば、もっとふわふわに仕上げるためにたくさん柔軟剤を使いたくなる人もいるでしょう。
しかし、柔軟剤をたくさん使っても、柔軟剤の効果をたくさん得られるわけではありません。柔軟剤を多く使うと、デメリットが発生しやすくなってしまうので注意しましょう。
柔軟剤を使いすぎたときに出やすいデメリット
柔軟剤を多めに使用したら、以下のようなデメリットが発生しやすくなります。
1.本来持っている衣類やタオルの機能が低下するかも
正しい量の柔軟剤を使用すると、衣類やタオルを柔らかく仕上げることができます。しかし、柔軟剤が多すぎると、大切な衣類やタオルに以下のことが起きやすくなってしまいます。
- 柔軟剤に含まれるコーティング機能により、タオルの吸収力が低下する
- 化学繊維や羊毛素材の洋服が型崩れを起こす可能性があるなど
タオルは吸収力が低下すると、非常に使いにくくなります。特にバスタオルは、水分を吸収しないとなると使いづらくてストレスを感じてしまうかも。デリケートな素材を洗濯するときは、専用の柔軟剤をきっちりと量って使用しましょう。
2.肌荒れなどが起こりやすくなる
柔軟剤は石油由来の界面活性剤を含んでいるため、繊維に成分が残ってしまうと肌荒れを起こす原因につながります。
- 肌が弱い人
- 肌が薄い赤ちゃんなど
上記のような人は、特に注意が必要です。普通の人であっても肌が荒れる可能性が高いので、柔軟剤を入れる量には注意しましょう。
3.臭いやカビの発生
柔軟剤が多すぎると、すすぎきれないためマイナートラブルを起こしやすくなります。
- 洗濯槽のカビ
- 衣類の生乾き臭などの悪臭
洗濯槽のカビは、肉眼でチェックするのが難しく、気が付いたときにはかなり汚れが溜まってしまっていることがあります。衣類から嫌な臭いが立ち込めているとなると、洗い直しになるので余分な手間がかかってしまうのも残念な点です。
柔軟剤を使うメリットとは
柔軟剤を使うメリットは、以下のものが挙げられます。
- 洗濯物をふわっと仕上げやすい
- 繊維の摩擦による静電気の発生を抑えられる
- 柔軟剤特有の香りを満喫できる
- 肌のかぶれを抑える効果を得やすい
柔軟剤を使うメリットを得るためには、正しい量の柔軟剤を使用することが重要です。適量の柔軟剤を使用しなければ、デメリットで紹介したようなトラブルを招きやすくなってしまいます。
まとめ
柔軟剤は、正しい量を守って使用しましょう。柔軟剤を多く使ってしまうと、思いがけない事態を招いてしまうことがあるので注意が必要です。