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スマホのバッテリーが劣化する『NG行為』3選
バッテリーは劣化していくものですが、スマホの使い方や充電のやり方次第で寿命は変わってきますので、バッテリーに負担がかかるNG行為は避けましょう。
1.高温・多湿の環境
スマホは非常に頑丈に作られていて、耐久温度も-20°から45℃ですが、動作保証温度は「0℃以上40℃程度未満」とのことです。そのため真夏の炎天下の中、スマホを車の中に放置すると、動作不良や変形などの危険性だけでなく、本体が高温になりバッテリーの劣化に繋がります。
さらに劣化が進んだバッテリーは、充電している時に高温になりやすくなり、悪循環を招いてしまいます。また、ほとんどのスマホには防水機能が付いていますが、浴室など高温多湿の場所で頻繁に使うことも、バッテリーの寿命を縮めることになると考えられます。
2.充電が100%になっているのに充電を続ける
100%充電された状態でさらに充電を続けることを過充電と言い、この行為は充電の劣化になることをご存じでしょうか。最近のスマホでは、電池ができるだけ劣化しないように充電制御を色々工夫されているそうです。
それでも、充電が満タンになっているのにつなぎっぱなしにしていると、リチウムイオン電池が劣化する原因となります。充電ケーブルをさしっぱなしにしている方は、充電が終わったら早めにケーブルを抜くようにしましょう。
3.バッテリーが0%になった状態で長時間放置
充電の残りが0%になった状態で放置しておくこともバッテリーの劣化の原因と考えられます。バッテリーが0%になった状態でそのまま時間が経過すると「完全放電」とよばれる現象がおこります。
この完全放電になると、充電ができなくなってしまう可能性が高いのです。充電が終わったら長時間放置するのは避けましょう。
スマホの基本設定や無駄なアプリもバッテリーの劣化につながる?
実はスマホの設定によっても、バッテリーの消費が進み劣化を招くことになるという指摘もあります。基本的な機能のほかに、位置情報や通知機能など普段使わない設定が有効になっているとバッテリーの消費量が多くなります。
他にも、使っていない不要なアプリをインストールしたままバックグラウンドで動いている状態にも注意しましょう。多くの電力が消費され、バッテリーへの負担が大きくなると考えられます。
充電中の使用とバッテリー寿命の関連性
充電しながらスマホを使用することも、バッテリーの劣化になると聞いたことはありませんか?バッテリーを長持ちさせるには、スマホ本体にかかる負荷を減らすことも大切です。
充電をしながらスマホを使うと、端末内部の圧力が高くなり、負荷も大きくなってバッテリーの劣化を進めることになるという考え方が存在します。
一方スマホやバッテリーのメーカーからは、そのように注意間換気がないため、充電中の使用とバッテリー寿命の関連性は低いという意見も。充電中の使用がNGと言われる背景としては、充電中にスマホを使っているといつも以上に熱を帯びているためだと考えられます。
残量20%程度を目安に充電されるのがおすすめ
使い方に注意を払っていてもバッテリーは劣化するものです。
- リチウムイオン電池のバッテリーなら、約300〜500回の使用で寿命となる
- 毎日使用するなら約2~3年でバッテリーの交換を検討したほうが良い
一般的にこのように言われています。バッテリーの劣化を防ぐには発熱に気をつけながら、一定量の充電ができたら止めることがおすすめです。残量20%程度になったら充電を開始し、80%程度にとどめることが理想的な充電方法と言われています。意識してみてください!