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有線よりも使い勝手がいいと人気の「ワイヤレスイヤホン」
近年、イヤホン使用者の中で、コードのないワイヤレスイヤホンの使用率が徐々に高まってきています。
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンには、どちらもメリットとデメリットがありますが、ワイヤレスイヤホンの場合、以下のようなメリットがあります。
- コードがなく作業をしていても邪魔にならない
- 断線の心配がなく有線よりも耐久度が高い
- スマホなどの端末から離れていても音楽が聴ける
家事をしている人や音楽を聴きながら作業をする人、運動をする人など、完全ワイヤレスイヤホンや左右一体タイプのワイヤレスイヤホンが便利という声が多く聞こえます。
ワイヤレスイヤホンの寿命は約2〜3年
ワイヤレスイヤホンの寿命は、平均で約2〜3年と言われています。有線がケーブルの断線などによる故障が多く、寿命が1〜2年であることを考えると、有線イヤホンよりも寿命が長いことがわかります。
ただし、ワイヤレスイヤホンは「片耳だけ無くしてしまった」というケースも非常に多く、無くしてしまうと使えなくなってしまうため、一概に有線イヤホンより長く持つとは言い切れません。
ワイヤレスイヤホンが壊れる『絶対NG行為』3選
ワイヤレスイヤホンはケーブルがない、あるいは短い分、有線イヤホンよりも長持ちする傾向があります。しかし、耐久度の高いワイヤレスイヤホンでも壊れることはあります。ここでは、ワイヤレスイヤホンが壊れるNG行為を紹介します。
1.衣類のポケットに入れたまま洗濯する
ワイヤレスイヤホンを屋外で使用した後、衣類のポケットにそのまま入れてしまう人は多いです。家に帰ってから、ポケットから取り出して充電端末にセットするならば、大きな問題はないでしょう。
しかし、衣類のポケットに入れたまま入れたことを忘れてしまい、誤って洗濯してしまったことはありませんか。意外とワイヤレスイヤホン使用者の中でも多くの人が経験しています。
衣類のポケットに入れたまま洗濯してしまうと、水没による故障や洗剤・柔軟剤によって悪影響を及ぼされ、故障してしまうことが多いです。洗濯前に、ワイヤレスイヤホンを取り出すことを忘れないように注意しましょう。
2.濡れた状態のまま使用する
誤って洗濯してしまった後、あるいは雨に濡れてしまった後、濡れた状態のままワイヤレスイヤホンを使用していませんか。
最近のワイヤレスイヤホンは耐久度が高いものも多いため、1回では故障することは少ないでしょう。また、防水仕様のワイヤレスイヤホンであれば問題ありません。
しかし、何度も濡れた状態のまま使用していると、回路がショートしてしまうことで故障につながる恐れがあります。その場で壊れなくても、後々不調を来たすこともあるため、濡れた時は必ず拭いて乾かしてから使用するようにしましょう。
3.高い場所から落として衝撃を与える
ワイヤレスイヤホンは耳に合っていないと使用中に耳から落ちてしまうことが度々あります。特に、完全ワイヤレスイヤホンの場合、耳から外れてしまうことは少なくありません。
この時、ワイヤレスイヤホンが高い場所から落下し、地面に強くぶつかってしまった場合、強い衝撃によって故障してしまうことがあります。
最近では、衝撃に強いワイヤレスイヤホンも販売されていますが、それでも完全に故障を防げるというものではありません。そのため、なるべく自分の耳にフィットするワイヤレスイヤホンを使用したり、時々耳にさし直すなど配慮しましょう。
ワイヤレスイヤホンを濡らしてしまった時の対処法
ワイヤレスイヤホンはコードがないため、主な故障原因は濡れたことによる回路のショートだと言われています。誤って洗濯してしまった時や雨などで濡れてしまった場合、どのように対処するべきなのでしょうか。
ワイヤレスイヤホンが濡れた状態のまま「使えるかな?」と確認するために作動させてしまうと、濡れた状態で通電してしまうため、故障の原因となってしまいます。
そのため、ワイヤレスイヤホンが濡れてしまった場合は、まずタオルやティッシュなどで十分水分を拭き取り、風通しの良い日陰で一晩以上乾かしましょう。
しっかりと乾燥してから動作確認を行い、もしもこの時点できれいに音が聞こえないなどの異常が生じた場合は、メーカーへ修理に出しましょう。
耐久性の高いワイヤレスイヤホンも丁寧に扱って
ワイヤレスイヤホンはコードがない分、有線イヤホンより寿命が長いと言われています。しかし、ワイヤレスイヤホンならではの故障原因や紛失原因も多いので、丁寧に扱い、誤った行為は控えるよう注意しましょう。