絶対に面白半分でやってはいけない『6つのNG行為』

面白半分でやってはいけないNG行為とは

子どもは面白半分でやってはいけない危険なことを平気でやることがあります。実際に、ふざけてやった行為が他人の命を奪ってしまったり、大怪我させてしまったりすることも…。今回は絶対に面白半分でやってはいけない行為を理由とともに紹介するので、お子様がいるご家庭では「絶対にやってはいけない」と注意しましょう。

面白半分でやったおふざけ行為がまさかの事態を引き起こす

じゃれている子供

自我や「いたずら心」が生まれる3歳頃から、いろいろな知恵や好奇心が育つ小学生、中学生頃までは、面白半分でおふざけ行為をやった経験があるという人も多いのではないでしょうか。

男女問わずおふざけ行為をする子は多く、子どもたちのそんな行動が「可愛らしい」「純粋だ」と微笑ましく思える反面、中には「危ない」「怖い」と大人が震え上がるような危険行為を遊び半分で行うことも…。

中には、子どもがいたずら半分でやったおふざけ行為が、他人に障害を残すような大怪我を負わせてしまったり、自身が危険な目に遭ってしまったりするケースもあります。

親として、子どもにはやっていいことと悪いこと、そしてなぜそれをやってはいけないのかをきちんと説明し、事前に危険を回避する必要があります。

絶対に面白半分でやってはいけない『6つのNG行為』

変な顔をする少年

では、面白半分でやってしまうと危険な目に遭ってしまったり、他人を傷つけてしまったりする危険行為には、どのような行為があるのでしょうか。意外と大人が知らない行為もあるので、この機会に親子で再確認しましょう。

1.座ろうとしている人の椅子を引く

これは近年、広く注意喚起されている行為です。昔から座ろうとした友達の椅子を黙って引き、尻もちをつかせるといったいたずらを面白半分でやる子はいました。しかし、この行為は非常に危険です。

尻もちをついた高さや場所が悪いと、足や腰、背中に強い衝撃が走り、最悪の場合、下半身不随になってしまう恐れがあるのです。他人の人生を大きく狂わせることになってしまうので、絶対にやめましょう。

2.子どものおふざけ定番『カンチョー』

小さい頃、男子がふざけて友達にカンチョーをしている光景を教室で見かけたという人も多いのではないでしょうか。子どものおふざけ行為の定番とも言えるカンチョーですが、実は力を強く入れてしまうと、傷害行為とみなされるほど危険な行為です。

強くカンチョーされてしまった側は、痔を患ってしまったり、直腸に傷がついてしまった場合は出血によって人工肛門にせざるを得なくなったりと、人生を狂わされてしまう可能性があります。

また、最悪の場合、カンチョーによって腹膜炎を発症する恐れもあり、その場合は死に至る危険性もあるため、あまり知られていませんが非常に危険な行為なのです。

3.自転車を漕いでいる時に前輪の方へ足をやる

自転車をこいでいる時、何気なく足を前輪へと持っていくちょっとしたおふざけ行為をしたことがあるという人はいませんか。この行為は、何気なくやっている方が多いですが、一歩間違えると大事故につながる危険性があります。

もしも誤って足が前輪に挟まってしまった場合、足が持って行かれて骨折や転倒による大事故につながる危険性があります。打ち所が悪いと、最悪の場合、死亡事故につながる危険性もあるため、絶対にやめてください。

4.アルミホイルを電子レンジで加熱する

電子レンジはとても便利な生活家電です。しかし、電子レンジで加熱していい品物は限られています。電子レンジで加熱してはいけない物の代表といえば、アルミホイルです。

人によっては「アルミホイルは本当に電子レンジで加熱しちゃダメなの?」と疑問に思い、試しに少し加熱してみたという人がいますが、非常に危険です。アルミホイルを電子レンジで加熱すると、スパーク現象が起き、発火してしまう恐れがあるからです。

他にも金属製の食器や子どもがふざけてやりがちなシャープペンの芯などは、電子レンジで加熱すると発火する恐れがあります。火災につながる危険性もあるため、子どもにも「やってはいけない」と言い聞かせておきましょう。

5.耳付近を強くビンタする

現在は子どもを叩いて躾けることは体罰として虐待の1つに入ります。そのため、多くのご両親が子どもを叩く行為を控えているのではないでしょうか。

しかし、一昔前までは、しつけの一環として少し力を入れてたたき、悪いことを自覚させる方法が横行していました。その際、誤って耳付近を強くビンタしてしまうと、鼓膜が破れてしまい、耳が聞こえなくなってしまうという障害を残してしまうケースもあったのです。

鼓膜は簡単に破れてしまうため、子ども同士であっても、ふざけて耳付近を強くビンタするような行為は非常に危険だということを注意しておく必要があります。

6.冷蔵庫に入る

お家の中でかくれんぼをした際、子どもが冷蔵庫に入ってしまい出られなくなるという事故が昔は多くありました。現在は様々な安全装置が開発されているため、この手の事故は一気に減少していますが、それでも危険であることに変わりありません。

冷蔵庫は内側から開けられないような仕組みになっているものが多いため、一度入ってしまうと出られなくなる恐れがあります。冷蔵庫の中は寒いですし、狭いために窒息してしまう恐れがあるため、絶対に入ってはいけません。

もちろん、子どもがちょうど入れる大きさの洗濯機なども危険です。こうした場所は入ってはいけないことを念のため注意しておきましょう。

子どもにも「面白半分でやってはいけないこと」を注意しよう

いかがでしたか。子どもは面白半分で突拍子も無いことをすることがあります。お子様がいる方は、事前にしてはいけないおふざけ行為とその理由をしっかりと伝え、絶対にやってはいけないと言い聞かせておきましょう。もちろん、そうした行為は大人も絶対にやってはいけませんよ!

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