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カラスは人を襲うのか
カラスと聞くと、知能が高くて要領がよいイメージを持ちやすいものです。
小さな鳥などを追い回している場面はよく目にしますが、人間を襲っている現場を直接見たという人は少ないのではないでしょうか。
しかし、時期や状況によってはカラスは自分よりも体が大きい人間を襲うこともあります!どんな人が襲われやすいのか、チェックしましょう。
カラスに襲われやすい人がしている『NG行為』4選!
カラスに襲われやすい人には、いくつかの特徴があります。
1.黄色っぽい服を着ている
カラスは色の判別能力にたけているため、黄色などの目を引きやすい色合いのものを身に着けていると襲われやすくなります。
パッと見たときに目に留まりやすいため、多くの人がいるときに真っ先に襲われてしまう確率が高まります。黄色に限らず、目立つ色の服を着用するときは注意しましょう。
2.カラスに背を向けて逃げてしまう
人を襲うとき、カラスは人の背後からやってきます。したがって、カラスから逃げるときに背中を向けて走って逃げるのはNG!
カラスから逃げる場合は、カラスと向き合った状態のまま、カラスを刺激しないように静かに時間をかけて距離を開けましょう。傘などを持っておけば、頭を守るときに有効です。
3.昔カラスをいじめたことがある
カラスは非常に頭がよいので、自分に危害を加えた対象をしっかりと覚えています。カラスが一度顔を覚えると5年ほどは忘れません。ふとしたときにカラスからの逆襲にあわないためにも、カラスに危害を加えるのはやめましょう。
4.キラキラしたものを身に着けている
カラスは、キラキラしたものを収集するクセがあります。髪飾りやアクセサリー類は、カラスが多くいる場所では着用しないほうが無難。カラスが多くなってきたら、髪留めをゴムなどに切り替えて、襲われないよう工夫しましょう。
カラスから身を守るための対策
カラスから襲われないためには、以下のことを実践してみてください。
- カラスに背を向けて逃げない
- カラスを不用意にいじめない
- 4~7月の、産卵から子育てを行う時期にカラスの巣に近寄らない
- 目立つ色の服は避ける
- 落ちているカラスの子どもを見つけたとしても、手を出さない
カラスは、産卵から子育ての時期にかけて特に狂暴になりやすいものです。カラスが周囲のものをつついていらだちを示したり、短く「カッカッカ!」と鳴き始めた場合は、カラスが怒っているときのサイン!刺激すると、襲い掛かってくるかもしれません。
普段からカラスには刺激を与えず、恨みを買わないよう距離を置いて接するのが無難です。
まとめ
カラスは、場合によっては人を襲うことがある動物です。カラスの鳴き方やしぐさ、時期などを考慮し、カラスと適切な距離を取って身を守りましょう。