目次
大きな変化や転機により災いを招きやすい『厄年』
皆さんは『厄年』を意識していますか。男性は25歳、41歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳、61歳が厄年となります。特に男性の41歳、女性の33歳は大厄や本厄と言われており、特に気をつけなければいけない年と考えられています。
一般的に『厄年』と聞くと、悪いことが起こるというイメージが強いですが、本来は「大きな変化や転機が起こりやすいため、災難に遭いやすい年」という意味合いがあります。
つまり、何の理由もなしに災難が起こるのではなく、様々な節目に当たるために、災難をはじめとした変化や転機が起こりやすいという意味です。多くの変化により、普段よりも大きな殃い(わざわい)を招きやすくなるため、行動には注意が必要です。
厄年にお祓いをしないと?身に起こりうる5つの災い
一般的に、厄年には神社などでご祈祷を受けることを推奨されています。もしも厄年にお祓いをしないと、どのような災いが起こりうるのでしょうか。実際に厄年にお祓いをしなかった人に起こった災いをいくつかご紹介します。
1.次々に購入した物が壊れる
厄年に購入したばかりのスマホが壊れ、その後、その年に次々と家電の故障が相次いだ…という話は、意外と多く聞きます。
普段ならば、こんなにも家電やスマホなど身近にある物が続々と壊れることはないのに、なぜか相次いで壊れていく…これが厄年であれば「もしかしてお祓いしなかったせい?」と思ってしまうのも無理はありません。
他にもスマホを新しくしたらすぐに水没させてしまい、さらに新しく買い換えたらどこかに落としてきてしまった…という、あまりにも不運が続く事態に陥った人もいます。
2.引越し先で悪いことが起こり続ける
厄年は大きな決断をしない方が良いとされています。引越しや家の購入などは大きな決断と言えるので、厄年には避けたほうが無難です。
厄年にお祓いをせずに引越した人の中には、引越し先で体調不良や家電の故障など、次々と不幸なことが起き続けたため、ネットで調べたところ、事故物件だったという体験をした人もいます。
このように引越し関連で悪いことが起こったという話も多いので、厄年の引越しはなるべく避け、もしも引越ししたい場合は必ず厄払いすることをおすすめします。
3.他の年に比べて体調不良が多い
胃腸炎やギックリ腰などの体調不良が相次いで起こったという話も厄年にはよく聞く話です。このような話を聞かせてくれる人は、「厄払いなんてしていないよ」と言う人が多いです。
体調に関わる不幸は、最も気をつけたい災厄です。また、厄年である本人以外にも、一緒に生活していた人や身内に不幸があったという話も多いです。
自分はもちろん、家族や親しい知人のためにも厄年には厄払いを受けるべきかもしれません。
4.家庭内でトラブルが起きる
夫婦間のトラブルとして、厄年にパートナーの不貞や家族の体調不良が相次いだという話も多いです。特に自分はもちろん、家族の体調不良は多く耳にします。
また、前述したように、厄年に夫が不倫していたことが発覚したり、夫が不倫した挙句に子どもを他所で作っていたなんて話もあるほどです。
不倫は意外にも他人事ではありません。厄年は大きな変化や転機が訪れる年とも言われています。パートナーのこのような不貞を知った上で、どのような決断をするか、慎重に考えるべきでしょう。
5.次々とトラブルが起き波乱万丈な1年になる
上記で紹介したような災いが、1年の間に多く引き起こってしまったという話も少なくありません。自分の体調不良が治ったと思ったら、家族に不幸があったり、体調不良が治った直後にスマホが水没したりと、思い返せば様々な不幸があったという人は多いです。
トラブルが起こり続けると、心身ともに疲弊してしまうため、1年を通して「なんとなく活気がなかった」「大変な1年だった」という感想を述べる人もいます。
自分だけでなく、家族などの周囲の人々にも影響が及ぶ可能性があるため、なるべく厄払いはするべきでしょう。
『厄払い』はどこでできるの?服装や初穂料は?
厄年には、厄払いをしてもらうことで、すでに付いている厄を落としてもらい、今後ついてしまうであろう厄を予防するという意味があります。
基本的に、厄払いは神社やお寺で受けることができます。当日にお願いして祈祷してもらえるところもあれば、事前に予約が必要なところもあるので、ネットで調べたり電話で尋ねたりすると良いでしょう。
厄払いをしてもらう日は、スーツや落ち着いたワンピースなどの正装で臨むことをおすすめします。サンダルで神社へ行くことはマナーとしてNGなので、なるべく正装に合った靴を用意しましょう。
そして初穂料ですが、神社やお寺によって違います。平均で5000円と言われていますが、神社によっては3000円だったり、有名な神社で本格的な祈祷を受ける場合は10000円というところもあります。
初穂料の相場がわからない場合は、直接電話などで神社やお寺に尋ねると良いでしょう。神社やお寺によっては「お気持ちで」と仰ってくださるところもあります。その場合は、相場平均の5000円を初穂料として納めると良いでしょう。
厄年にはなるべく近くの神社で厄払いをしてもらおう
いかがでしたか。厄年だからといって、必ずしも災厄に見舞われるとは限りません。しかし、やはり厄年は様々な変化が訪れるため、災難に見舞われる機会は多い傾向にあります。事前に厄払いをしてもらい、少しでも災厄を回避しましょう。