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運転免許センターとは
運転免許センターは公安委員会によって管理され、各都道府県に1拠点以上設置されています。運転免許センターでは免許の取得だけでなく免許の更新など運転免許にかかわる各種申請や手続きが行える施設です。主に
- 運転免許取得のための試験
- 運転免許証の更新・再交付
- 国際運転免許証の交付
などの手続きができます。
運転免許センターでしてはいけない『NG行為』3選
運転免許センターは免許の取得や更新の時以外はほとんど訪問することがありません。免許の更新も数年に一度という頻度のため正しい行動や気を付けるべきことも曖昧の方も多いでしょう。運転免許センターでのNG行為となる注意点を確認しておきましょう。
1.メガネやコンタクトレンズ、補聴器などを持参しない
運転免許センターでは、視力検査や聴力検査があり、検査で不合格になると免許の取得や更新に影響が出てきます。視力検査の合格基準は、免許の種類によって異なり、例えば運転免許の更新時に必要とされる視力は
- 左右いずれも0.3以上、なおかつ両眼の視力が0.7以上
が条件です。
普段メガネとコンタクトの両方を使っている場合は、どちらかを持参して基準の視力に達していれば不合格は避けられるはずです。
メガネやコンタクトレンズ、補聴器などの使用が条件付けられているにも関わらず、当日持参していないと検査で不合格は免れないでしょう。視力や聴力が悪化し、日頃メガネや補聴器を使用している場合も必ず持参するように気を付けて下さい。
2.更新期間を守らない
免許更新の更新はがきが届くのは誕生日の35~40日前が目安とされています。運転免許証の更新ができる期間は定められていて
- 基準は運転免許証の有効期間満了日前の誕生日から前後1カ月の計2カ月です。
つまり誕生日の前月の同じ日から誕生日の翌月の同じ日までとなっています。やむを得ない事情を除いては期間外には更新の手続きができませんので、必ず期間は守るようにしましょう。
3.免許写真の基準に達していない髪型やメイク、服装
免許写真の基準に達していない髪型やメイク、服装にも気を付けましょう。それぞれのNGポイントは以下の通りです。
- 本人と分かりにくい派手なメイク
- 黒や茶色以外のカラーコンタクト
- マスクや眼帯など顔の一部が隠れるようなものをつける
- 帽子やヘアバンド、サングラスなどの着用
- キャミソールやチューブトップなど裸にみえるような服
これらすべてが絶対NGという訳ではありませんが、NGとみなされる可能性が高いので避けるようにしましょう。証明写真の持ち込みの場合、加工写真はNGとなっています。
手続きの時間に余裕を持っておくことも大切
免許更新にかかる所要時間は講習の区分ごとに異なります。また当日の混雑状況によっても時間が多くかかることもあります。運転免許証の継続期間が5年以上、過去5年間で無事故・無違反の優良運転者講習は30分程度の講習ですが、違反運転者の場合は120分が一般的です。
受付から写真撮影までの所要時間は約45分、それぞれの講習の時間と最後の運転免許証交付を含めると、90分以上は最低でもかかることが予測できます。運転免許センターでは、時間に余裕を持って手続きができるようにしておきましょう。