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『人の悪口をよく言う人』の性格や特徴4選

1.ネガティブ思考
考え方がいつもネガティブな人は、他人のことにもマイナスの面ばかり目に付きます。よく「長所と短所は紙一重である」と言われますが、同じことでもプラスの面とマイナスの面どちらからも見ることができます。
機転が利く人をおせっかい、礼儀正しい人を堅苦しい人、など良いほうに解釈するか悪い方に解釈するかの違いで変わってきます。ネガティブ思考が強い人は、常に物事をネガティブ思考で考えるため、人間関係においても短所ばかり注目する習慣があると考えられます。
2.嫉妬心が強い
嫉妬とは、他人が自分より優れていたり恵まれていると思ったときに感じる、「ねたみ」の感情です。この「ねたみ」の感情から、自分より幸せそうな人に対して悪口を言う人は男女問わず、結構多いのではないでしょうか。
また、自分の仕事やプライベート、子育てなどが思うようにいかずストレスが溜まっていると、誰かの悪口を言ってストレスを発散させるタイプも周囲に一人はいるかもしれません。
特に日本人は「自分は自分」と割り切らず、他人と比較する人が多いと言われています。他人と比較すること自体は悪いことばかりではありません。ですが、劣等感が強すぎるとねたみから人の悪口を言う人になってしまうので気を付けましょう。
3.悪口依存症になっている
悪口を言うことも、依存症になるそうです。「ドーパミン」という、多幸感ややる気を感じやすくなるホルモンをご存じの方も多いと思います。実は、誰かの悪口を言ったとき、この「ドーパミン」が放出されることが明らかになっているそうです。
これはアルコールや薬物の依存症と同じで、悪口を言って気分が良くなればなるほど、癖になりやめられなくなるものと考えられます。ドーパミンはよくばりな脳内物質としても知られていて、より大きな刺激を求めるものです。
悪口を言うことに快感を感じると、言う回数を増やしたり、エスカレートした悪口を言わないと新たなドーパミンが得られず、知らず知らずに人の悪口を言うことに依存してしまうそうです。
4.精神的に不安定
精神的に不安定な状態の人は、人の悪口をよく言う人が多いと言えるでしょう。
- 一人でいるのが苦手なため、人の悪口を言って仲間意識を高めようとする
- 特定の人の悪口をみんなで言うことで、自分がいじめの対象になるのを防御しようとする
- 誰かを攻撃していないと気が済まない
などは、精神的に不安定で自己肯定感が低い人にありがちな行為と考えられます。
悪口を言う人を上手にかわすコツ
悪口を言われている人の肩を持つ
数人でお喋りをしている中、1人だけがいない人の悪口を言い始めた場合。同席している人は、とりあえず話を合わせていたり、特に何も考えずに聞いている人も意外と多いようです。
そのためそんな時は思いきって、「そうかな?」「違うんじゃない?」など悪口に対して否定的な態度をとってみると、そちらについてくる人も出てくるものだそうです。悪口を言われている人の肩を持つのも、悪口を言う人をかわすのに有効でしょう。
席を離れるか話題を変える
悪口を言う人は、いない人の影口で場を盛り上げようとします。そのため、悪口が始まったら、トイレに行くなど席を離れ、戻ってきたら自分から別の話題を提供しましょう。
また、「話は変わるけど」と前置きをしてから、当たり障りのないテレビ番組やトレンドの話などで話題を変えてしまうのも良いでしょう。
最後に
悪口は「そうだね」「分かる」など、同調する言葉を言うと、一緒になって悪口を言ったと捉えられてしまうものです。悪口を言いたくない場合は上手にかわすコツを抑えておくのが大切です。悪口を言う人の性格や特徴を理解し、上手に付き合うようにしましょう。