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電子レンジはなんでも温めてよいものではない
電子レンジといえば、冷めた食品を温めたり、野菜などを柔らかくするためなど、いろいろな用途で使用されています。
しかし、どんな食材でも温め機能が利用できるということではありません。温め機能を使用すると、発火する可能性がある食材もあるので要注意!火災を起こさないためにも、要注意な食材は事前の把握しておきましょう。
電子レンジで加熱しすぎると発火してしまう食べ物5選
電子レンジを使用して加熱しすぎてしまうと、発火する可能性がある食べ物をまとめました。
1.水分が少ない食材
水分が少ない食材は、以下のようなものが挙げられます。
- さつまいも
- じゃがいも
- 根菜類など
離乳食作りをするときなどは、電子レンジでイモ類や根菜類を温めることが多々あるのではないでしょうか。ほんの少しの量を加熱すると、発火してしまう危険性があります。発火を防ぐためにも、加熱調理するときはある程度の量を同時に加熱するよう心がけてください。
2.乾燥している食材
乾燥しているものは、発火する可能性があります。
- 鷹の爪
- ドライフルーツ
- 干物など
水分が非常に少ない食材を温めると、発火や焦げの原因につながります。水分量が少なすぎる食材は、電子レンジの温め機能で加熱しない方が無難です。
3.油が多い食材
油を多く含んでいる食材は、発火の危険度が上がります。
- バター
- マーガリン
- 生クリームなど
バターやマーガリンはお菓子作りなどで使用される機会が多い食材です。溶かして使用する際、電子レンジの温め機能を使ってしまうと、過剰に温めてしまう危険性があります。
4.揚げ衣がついている食材
揚げ衣がついているものも、熱がこもりやすくなるため注意しましょう。
- 天ぷら
- フライ
- かき揚げなど
揚げ物は、電子レンジで温めてしまうと衣がクタクタになるため食感かかなり落ちてしまいます。過剰に加熱すると発火の恐れもあるため、電子レンジの取り扱い説明書などを参考にしてどう調理するかを検討してみて下さい。
5.高温になりやすい食材
高温になりやすいものは、以下のようなものが挙げられます。
- 肉まん
- 中華まんなど
上記のものは、皮が固くなり、中身の具が過剰に加熱される可能性があります。肉まんや中華まんなど、ジューシーなお肉が入っていると加熱によって脂が出るため発火しやすくなるため注意してください。
電子レンジで気を付けたい食材を温めるときの注意点
電子レンジで発火する可能性がある食材を温める際は、以下のようなことに気をつけましょう。
- レンジ対応の容器に入っているか確認する
- 過剰な温めにならないよう、長時間温め機能を使用するときは目を離さない
- ワット数と加熱時間を設定して、こまめに様子を見る
自動温め機能を使うことで発火の恐れがある食材をレンジで扱う場合、発火しないよう気を配っておく必要があります。放置せず、こまめにレンジ内を見て異常がないかを確認しておきましょう。
少し短めに加熱時間を設定して、微調整しながら使用するのもおすすめ。絶対に発火を避けるのであれば、フライパンや鍋を使用すれば安心です。
まとめ
電子レンジは、どんな食材にも対応しているわけではありません。温めようとしている食材の特徴を正しく把握し、食材の特徴にあった加熱方法を実践してください。