歯ブラシが超不潔になる「絶対NG行為」4選

歯ブラシが不潔になる絶対NG行為とは

口の中を清潔に保つはずの歯磨きですが、使う歯ブラシが雑菌らだけではとても不衛生ですよね。歯ブラシは湿った状態が多く、雑菌など繁殖しやすいため使っている歯ブラシが不潔な状態という可能性もあるのです。歯ブラシが超不潔になる絶対NG行為をご紹介します。当てはまるものがあったら、すぐ改善しましょう!

毎日使っているその歯ブラシ・・・実は雑菌だらけかも?

使い古した歯ブラシと新品の歯ブラシ

誰もが毎日使う歯ブラシ。使った後にキレイに洗っていても、実は目には見えない雑菌がついていて、ある大学の研究によると、1億個以上の雑菌が歯ブラシには付着しているという結果が出ているほどです。

必要以上に神経質になることはありませんが、日頃の使い方次第では、菌が繁殖し雑菌だらけという、とても不衛生な状態になっていることが考えられます。

免疫力が極端に低くなっていな限りは、歯ブラシの細菌が原因で、病気を引き起こす可能性は低いと考えられています。ですが、雑菌だらけの歯ブラシで磨くことにならないよう、「歯ブラシには雑菌が付きやすい」ということを認識しておきましょう。

歯ブラシが超不潔になる『絶対NG行為』4選

コップに入った歯ブラシ

1.複数の歯ブラシを1つのコップに立てて保管はNG

家族全員分の歯ブラシを1つのコップに立てて保管する光景は、よく見かけるものです。ところが、実はこの保管方法は、歯ブラシの毛先部分が接触しやすいためNGとされています。毛先部分が接触することは、歯周病菌や虫歯菌がお互いに感染する可能性が高いからです。

もちろん、1本の歯ブラシを複数の人で使うのも絶対NGです。これらの行為は、自分には持っていない菌に感染するリスクを高めることになりますので気を付けて下さい。

  • 複数の歯ブラシを保管する場合は、別々のコップに立てて毛先が触れ合わないようにしましょう。同じ歯ブラシを複数で使いまわすのも絶対NGです。

2.使い終わった後の歯ブラシを濡れたままにしておくのはNG

歯磨きをした後、ヘッド部分をしっかり流水で洗い流しても、濡れたまま保管しておくと菌が繁殖しやすくなります。

湿った状態のものは、雑菌が増えカビが発生する原因にもなりますので、キャップ付き携帯用歯ブラシなどは特に注意してください。自宅でも外出先でも、使った歯ブラシを洗った後は水気をよく切っておく習慣をつけましょう。

  • 使った歯ブラシは流水でしっかりと洗って、濡れたままにせず、ペーパーなどで毛先の水気をしっかり吸収しましょう。
  • 歯ブラシは消毒より乾燥が大事なため、ドライヤーを使って乾燥させるのもおすすめの方法です。

3.浴室やユニットバス内に置きっぱなしはNG

ユニットバス

浴室は常に湿気が多い場所です。歯ブラシを浴室に置きっぱなしにしておくことも、菌が繁殖して歯ブラシスタンドも含めカビが発生しやすい状態になっています。

また、浴槽と洗面台、トイレが一緒になった3点ユニットバスでは、歯ブラシをトイレのすぐ横に置くこともあるかもしれません。しかし、この置き方はトイレを流したときの水しぶきが飛び散り、目には見えずとも歯ブラシに付着する可能性が否定できないそうです。

まさか、と思いますが、便器から90センチ以内の場所にはそのリスクが指摘されているそうなので気を付けましょう。

  • 湿気の多い浴室や、ユニットバス内のトイレの近くに歯ブラシを置きっぱなしにせず、通気性の良い場所に置いておきましょう。

4.同じ歯ブラシを長く使い続けるのもNG

新品の歯ブラシと使い古した歯ブラシ

歯ブラシは、消耗品です。口の中のたくさんの菌を毎日落としているため、いくら毎回キレイに洗って乾燥させたとしてもブラシには菌が繁殖してくると考えられます。

また、毛が開いたり、コシがなくなった歯ブラシには清掃能力が落ちることや歯や歯茎を傷つけるリスクもありますので、長く使い続けるのはNGです。

  • 歯ブラシの交換頻度は『1ヶ月に1本』と推奨されています。

洗面台の歯ブラシスタンドの使い方にも注意!

洗面台の鏡の裏の収納スペース

ご紹介したよう、歯ブラシは保管方法によって不衛生になりやすいです。注意したいのが、歯ブラシスタンドが備え付けられている洗面台です。

NG行為とまでいきませんが、付いている扉を完全に閉め切って保管するタイプの場合は、通気性が悪くなります。ブラシ部分が完全に乾燥するまで、扉を閉め切るのはやめるなどの工夫が必要でしょう。

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