グランドカバーで植えてはいけない植物5選!

グランドカバー

グランドカバーで庭を爽やかな緑で満たす場合、植えてはいけない植物があることをご存じですか?ガーデニングの脇役でありながら、重要な役割を担っている耐踏性、耐陰性のある植物にはどんなものがあるのでしょうか。この記事ではグランドカバーで植えてはいけない植物や、グランドカバーに向く丈夫な常緑草を紹介します。失敗しない選び方で、手間をかけずに美しい庭を作ってみませんか!

グランドカバーには植えてはいけない植物がある?

グランドカバー

ガーデニングでいうグランドカバーとは、 「グランド=地面」「カバー=覆う」植物のことで背丈の短いほふく性のある植物を植えて地面の土が露出しないようにすることです。

グランドカバーは、常緑草や多年草など丈夫であまり手入れのいらないものや日陰でも育つ植物、かわいい花が咲くものや葉がきれいな植物まで幅広くあります。

メリットが多いグランドカバーですが、実は植えてはいけない植物もあります。

グランドカバーを植えると管理も楽になり、庭をおしゃれにすることができますが、種類によっては庭を覆いつくしてしまったり、植えると余計な手間がかかってしまうものもあるようです。

グランドカバーに利用される植物は、踏まれても大丈夫な生命力の強い植物が多いので、気づいたときには庭を必要以上に覆いつくして、管理が行き届かなくなってしまうことも。

一度植えてしまうと簡単に植え直しができないので、植えた後の管理方法を含め、グランドカバーの性質を事前に調べて検討してから植えるように注意しなくてはいけません。

中には後々後悔するものもありますので、グランドカバーとして植えてはいけない植物とその理由を次の章で見ていきましょう。

《 ポイント 》

  • グランドカバーで植えてはいけない植物がある。
  • 種類によっては庭を覆いつくして余計な手間がかかる植物もある。
  • 植えた後の管理方法や性質を事前に調べて検討してから植える。

植えてはいけないグランドカバー5選!

ここでは、グランドカバーで植えてはいけない植物を5つ紹介します。

ヒメイワダレソウ

ヒメイワダレソウ

草丈が5cm程で地を這うように成長するヒメイワダレソウは、生命力が強いので日陰でもよく育ち、植える場所を選ばないグランドカバーとして人気があります。初夏になると小さなかわいらしいピンク色の花を咲かせるのも人気の理由です。

ところが、その繁殖力の強さからオーストラリアでは「侵略的植物」とされ、栽培が規制されている地域もあるのだとか。

ヒメイワダレソウは、ちぎれた茎からでも再生するので、わずかな茎が風で飛んだり、ほかの場所に茎を落としただけですぐに根付いてしまいます。

あちこちに根付いてしまった場合には、早めに抜き取るようにしましょう。

ミント

クレソン

清涼感のあるハーブで人気があるミントは、繁殖力がとても強いことでも有名です。

強い香りを放ち天然虫よけ剤のハッカ油の材料にもなり、中にはアップルミントのようにほんのり甘くすっきりとした香りの品種もあります。

通常のミントは背丈が高いのですが、ペニーロイヤルミントという品種は背丈が低くグランドカバーとして使用できます。

ですが、その繁殖力の旺盛さから他の植物を駆逐してしまうことがあるので、グランドカバーとして使う場合はレンガで区切りをするなどして、ほかの植物が根絶しないように管理する必要があります。

ドクダミ

ドクダミ

ドクダミはお茶や生薬として利用されていた野草ですが、近年では園芸種が流通し、ガーデニングでも人気があります。耐陰性があり湿った場所を好むので、ほかの植物が育ちにくい場所でも簡単に育ちます。

ドクダミは、地下茎で育つので一度植えてしまうと地下茎が地中に広がり、思いがけない場所から出芽したりとコントロールしにくい植物です。

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウはどんな環境でも育つ強健種で育てやすいのですが、非常に繁殖力が強く、定期的に手入れができないとあっという間に地面を覆いつくしてしまいます。

ツル性ため地面や岩場を覆うように成長し、地面だけでなくほかの樹木や壁などもあっという間に覆いつくしてしまいます。

ツルの各節から根が出て根付くので、一度根付いてしまうと取り去るのが大変です。

カタバミ

カタバミ

3つのハート形の葉を持つカタバミはクローバーにそっくりで、かわいらしい見た目から人気のある植物です。

地下茎は非常に繁殖力が強いため、地中深くに張り、取り除いたつもりでも一部が地中に残っているとそこから再生してしまいます。

そのため、一度根付いてしまうと根絶するのが難しいので、しっかり検討してから植えるようにしてください。

《 ポイント 》

  • ヒメイワダレソウ
  • ミント
  • ドクダミ
  • ツルニチニチソウ
  • カタバミ

植えても問題のないグランドカバーは?

グランドカバーで植えてはいけない植物を紹介しましたが、ここでは、グランドカバーでおすすめの植物をご紹介します。

ワイヤープランツ

ワイヤープランツ

ワイヤーのような細い茎にハート形の小さな葉をつけたワイヤープランツは、見た目のかわいさからグランドカバーとして人気があります。

「ワイヤー」という名前のとおり、茶色い針金のような細い枝(茎)と、丸く光沢のある小さな葉は、仕立てかた次第でいろいろな形を楽しむことができるでしょう。

夏から秋にかけて半透明の可愛らしい小花を咲かせ、小さな鈴のような実をつけることもあります。日向でも日陰でもOKという非常に丈夫で育てやすい植物なので、寄せ植えにも適していて、初心者でも無理なく育てられるでしょう。

ワイヤープランツは生命力が強いので、剪定のときに出た枝を水に挿しておくと発根し、水耕栽培にして楽しむこともできます。

アイビー

ポトス

ツル性植物のアイビー、属名ヘデラは、白い斑が入っているものやグレーやライトグリーンなどのマーブル模様の葉など様々な色や模様があります。

屋外で越冬可能なとても強健な植物なので、地面に植えたアイビーが家屋の壁に活着し、外壁を覆いつくしてしまうこともあるようです。

また、水耕栽培でも育てることが出来るため、いろいろな模様のアイビーをガラスビンに水挿しにすると室内のインテリアとしても楽しめることでしょう。耐陰性もあるため、シマトネリコなどのシンボルツリーの下にグランドカバーとして生やすのもおすすめです。

ハツユキカズラ(初雪葛)

ハツユキカズラ

降り始めの雪のように不規則で白く染まる若芽が美しいハツユキカズラは、日陰や湿った土壌でも育てやすいグランドカバー向けの植物です。

もちろん鉢植えやプランターで寄せ植えにしてもステキです。ピンク色の新芽を楽しむためには、肥料と水を切らさずに生長をうながし続ける必要があります。

日陰でも育てられる耐陰性ですが、あまりにも暗すぎる環境では新芽が発色せず、葉の色が緑一色の株になってしまいますので、日が当たる半日陰に植えるようにしましょう。

常緑性なのですが、寒くなり始めの時期の紅葉した姿もまた格別です。

《 植えても問題のないグランドカバー 》

  • 日向でも日陰でもOKの非常に丈夫で育てやすい「ワイヤープランツ」
  • 水耕栽培にしてインテリアとして楽しめる「アイビー」
  • 日陰や湿った土壌でも育てやすい「ハツユキカズラ」

最後に

グランドカバー

地面を覆う植物の「グランドカバー」は「グリーンカバー」や「カバープランツ」とも呼ばれています。グランドカバーを植えることで雑草が生えにくくなり、管理が楽なうえに庭の見栄えがよくなるメリットがあります。

グランドカバーは、おしゃれな庭づくりのために利用される反面、植えてはいけないものもあるのですね。もしも間違った植物を選んでしまうと、管理に手間がかかり景観を損ねてしまいますので、その植物の性質を理解して植えた後の管理方法なども含め、事前に調べてから植えるようにしましょう。

この記事を参考にして自宅の庭の環境にあったグランドカバーを植えて、おしゃれで上品な庭づくりを楽しんでくださいね。

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