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火を使わないから扱いやすい電気圧力鍋
火を使う調理は、失敗が気になりますよね。焦げ付きや生焼けなど、料理を毎日している人でも火を扱う調理は失敗することがあります。電気圧力鍋は、電気の力で調理するので料理初心者でも安心!火を扱わないので扱いやすく、プレゼントにも最適です。
しかし、使用方法を間違えてしまうと、故障してしまうかも。けがをする可能性もあるので、間違えた使用方法をしないよう注意しましょう。
電気圧力鍋で絶対にしてはいけない『NG行為』8選
電気圧力鍋を扱うときに注意したいポイントは、以下のようになります。
1.容量オーバーの食材を入れる
電気圧力鍋の内部には、最大と最小の食材量のメモリがついています。そのメモリを守らない量の具材を入れてしまうのはNG。適切な量を守らないと、蒸気口から食材が飛び出たり圧力鍋が爆発する恐れがあります。
2.ふたを最後まで閉めずに使用開始する
電気圧力鍋の機種によっては、ふたが閉まっているか分かりづらいものがあります。ふたが半開きの状態で調理を開始してしまうと、具材や汁が飛び散ってしまい、火傷してしまうかもしれません。
3.調理した食材のカスが付いたまま次回使用する
調理した食材がこびりついている状態のまま、次の調理を開始してしまうのはNG。特にパッキンの隙間は洗い残しが多いので、念入りに確認しましょう。食材のカスが残っていると、故障の原因になることがあります。
4.蒸気経路を塞ぐ使用方法をしてしまう
蒸気経路は、電気圧力鍋内に圧がかかっているときの空気の通り道です。それを塞いでしまうと、圧がかかりすぎて爆発する確率が高まります。
- 粘り気があるもの…カレーやシチューなど
- 重曹
- 膨らむもの
カレーやシチューは、鍋の圧が下がってふたを開けた状態であれば、ルーを溶かしても大丈夫です。
5.使用中ふたの上にタオルを置く
電気圧力鍋は、使用中蒸気が出ます。その蒸気を塞ぐように、布巾などをかぶせてしまうのはNG。空気の逃げ道を塞ぐことになるので、破損や爆発、故障につながります。
6.蒸気が出ているところに顔や手を出す
電気圧力鍋から出ている蒸気は、非常に高温です。遊び半分で手や顔を近づけてしまうと、冗談では済まないような重度の火傷を負ってしまうかもしれません。
7.コンセントの接続部分に蒸気がかかるように設置する
コンセント部分は、使用中ずっと電流が流れています。その部分に高温の蒸気が当たり続けると、故障のリスクが高まって危険!電気圧力鍋を設置する場所だけでなく、蒸気口の向きにも気を使いましょう。
8.本体に水をかける
電気圧力鍋は、丸洗いできません。電気を使用するものなので、本体部分に水をかけてしまうと故障する恐れがあります。メンテナンス方法は取扱説明書に記載されているので、しっかり目を通しておきましょう。
電気圧力鍋の正しい作り方
電気圧力鍋は、正しい使用方法を守ると安全に使用できますよ!
- 取り外しができる部分は、しっかりと洗う
- 容量を守って食材を入れる
- 使用禁止のものは入れない
- 使用中に移動させない
- コンセントにぬれた手で触れない
火を使わない家電だから、絶対に安全というわけではありません。小さな子どもがいる場合は、手の届かない場所で使用しましょう。パーツが破損している場合は、メーカーに問い合わせて、新しいものを購入してから使用してください。
まとめ
電気圧力鍋は、いろいろな料理が作れて非常に便利な道具です。お肉を柔らかく仕上げることができて、失敗も少ないので一人暮らしの人にもおすすめ!使用方法を守って、料理のレパートリーを広げましょう。