実はNGな『卵の保存方法』6選!ドアポケットに置くのは間違いだった!?

パックに入った生卵

卵は冷蔵庫の中にいつも入っている食材のご家庭も多いですよね。コスパも良く栄養価も高いのも魅力です。そんな身近な食品である卵ですが、意外にも保存方法で注意したいことがあります。実はNGな『卵の保存方法』についてご紹介します。

実はNGな『卵の保存方法』6選!

ドアポケットに置かれた卵

1.とがった方を上向きに保存するのはNG

卵は先がとがった方と丸みを帯びている方とありますが、保存する際はとがった方を上向きに保存するのはNGです。

理由は、丸みを帯びている方には「気室」と呼ばれる卵が呼吸をするための空間があるため、上に向けると卵黄が中央で安定し殻に当たるのが防げて、鮮度が長持ちするからです。また、とがっている方が、殻が割れにくいというのも理由の一つです。

2.ドアポケットに置くのはNG

昔は卵の保存は冷蔵庫のドアポケットが定番でしたが、実はドアポケットの保存はNGとされています。ドアポケットは、冷蔵庫を開け閉めするたびに強い振動が起こるので、その衝撃で殻ににひびが入る可能性があるためです。

理由はそれだけではなく、ドアポケットは冷蔵庫の中で最も温度変化しやすい場所のため、振動と温度差により劣化が進みやすくなります。生食でも使う卵ですので、ドアポケットではなく温度が安定しやすい冷蔵室の奥で保存するようにしましょう。

3.パックから出して保存するのはNG

卵や野菜の入った冷蔵庫

スーパーなどで販売されている卵は出荷前に殻を洗浄しているため、食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着している心配はほぼないとされています。

ですが、サルモネラ菌に感染した鶏の産んだ卵できちんと洗浄できていない場合、サルモネラ菌が付着していて、むき出しに置くことで他の食材に移ってしまうことも考えられます。

そのため、衛生上の面からパックに入った卵は出して保存するより、パックに入れたまま保存しておくのがおすすめです。

4.ひびが入った卵をそのまま3日以上保存するのはNG

ひびが入った卵は、細菌が入り込みやすく品質の劣化が進みます。中身が出てこない程度ならパックに入れたままで大丈夫ですが、冷蔵保存をしてできるだけ早めに使いましょう。ひび割れた部分から中身が出るしまうときは容器に移して2~3日のうちに使い切ってください。

5.水で洗ってから保存するのはNG

卵の殻の表面には気孔という微細な穴が無数にあり、水洗いをしてしまうと雑菌が水と一緒に卵の中に入り込んでしまう可能性が指摘されています。汚れが気になるときは、調理する直前に洗うようにするか、乾いたペーパーなどで拭き取る程度にするのが良いでしょう。

6.常温保存するのはNG

紙のパックに入った卵

スーパーでは常温販売されていることが多いですが、自宅での卵の保存方法は冷蔵保存が一般的です。スーパーでは常温で置かれている理由は、買ってから家に持ち帰る間に結露ができるのを防ぐためだそうです。そのため、常温で置かれていた卵でも家庭では冷蔵庫で保存しましょう。

卵の賞味期限はどの位?

竹カゴに入った生卵

卵の賞味期限は2~3週間程度で設定されていることが多いです。この期限は生食用として食べる場合の賞味期限のため、適切に保存して腐っていないことを確認できれば、賞味期限が切れていても、加熱すれば食べることができると言われています。

ゆで卵にして保存する方法は、茹でることで酵素の働きが失われ、かえって傷みやすくなり2日くらいしか日持ちできません。

卵は冷蔵室の安定した場所で保存する!

冷蔵室の中で保存されてい卵

ご紹介したように、スーパーで買ってきた卵をパックから取り出し、冷蔵庫のドアポケットで保存するのは、実NGです!

パックに入った卵は、温度変化の少ない冷蔵室の安定した場所でパックに入ったまま保存するのがおすすめです。向きもとがった方を下向きにしたほうが割れにくいのでおすすめです!

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