絶対にしてはいけない『鍋の使い方』8選!寿命を縮めてしまうNG行為とは?

アルミの鍋

アルミ鍋、ステンレス鍋、土鍋、ホーロー鍋、圧力鍋、中華鍋など、鍋は素材によっていくつも種類があります。そのため、鍋の特徴にあった使い方をしないと寿命が縮まる原因となります。絶対にしてはいけない『鍋の使い方』についてご紹介します。

絶対にしてはいけない『鍋の使い方』8選!

鍋でお湯を沸かす

1.アルミ鍋でトマトソースを煮込む・ジャムを作る

アルミ鍋はイオンに弱く、酸やアルカリに長時間触れていると腐食して穴が空くと言われています。そのため、酸性の食品であるトマトソースを煮込んだりジャムを作ったりするのには向いていません。

また、塩分を含む味噌汁などを入れっぱなしにするのもやめましょう。焦げ付きをとるためにアルカリ性の重曹を使うのもNGです。

2.ステンレス製の鍋の汚れや焦げ付きをすぐ洗わない

鍋の焦げ付きを磨く女性

ステンレス製の鍋は焦げ付きやすく、焼き物や煮物を作ると鍋底が焦げ付いてしまうことがあります。 焦げ付きや汚れをそのまま置いておくと汚れが取れなくなってしまいます。長く使い続けるためにも、焦げ付いたらすぐに洗うようにしましょう。

3.圧力鍋に豆類を入れて調理する

調理時間が短縮され、ガス代の節約にもなるなど数々のメリットがある圧力鍋ですが、豆類をはじめ入れてはいけない食材や調味料がいくつかありますので気を付けましょう。

圧力鍋は、内部に圧力をかけ沸点を上昇させるため、「膨らむもの」や「ノズルを塞ぐ危険があるもの」を入れると火傷や怪我をしてしまうことがあります。

特に豆類は皮が剥がれて、ノズルを塞いでしまい、急激に圧力が上がってしまうので、危険性の高い食材と言われています。圧力鍋で使わないほうがいい食材と調味料は次の通りです。

  • 豆類
  • シチューやカレーなどのルー
  • 餅やちくわなどの練り物
  • パスタやそうめんを圧力鍋で茹でる
  • 規定値以上の油やお酒

4.「目止め」をせず土鍋を使い始める

土鍋

土鍋は素焼きで細かい気泡を含むため、新品の土鍋には、使う前におかゆを炊く「目止め」が必要です。この目止めによって、お米のでんぷん質で気泡を埋め、水漏れやひび割れを防ぐことができます。

  • 目止めの手順
  1. 8分目まで水を入れ米大さじ2を加えて弱火で炊きます。
  2. おかゆができたら火を止め、鍋が自然に冷めるまで数時間放置します。
  3. 鍋が完全に冷えたら中身を捨て、水洗いをしてしっかり乾燥させます。

5.土鍋を水に浸す・濡れたまま火にかける

土鍋は内部まで水が入り込みやすいため、つけおきすると土鍋がもろくなるので、水や洗剤で浸け置き洗いするのはやめましょう。

他にも、底の素焼き部分が水に濡れたまま火にかけると、急激な温度変化によってヒビ割れの原因になるため、鍋底が濡れていないのを確認してから火にかけるようにして下さい。

6.中華鍋を洗剤で洗う

中華鍋

中華鍋は鍋の表面になじんだ油の膜が、錆びや料理中の焦げ付きを防いでくれているため、油汚れを中和させる台所用洗剤で洗うのはNGとされています。油膜が奪われると、錆びやすくなるほか調理中に具材がくっつきやすくなってしまうので気を付けましょう。

正しいお手入れ方法は、お湯で流しながらたわしやささらで洗い、洗い終わったら、火にかけて水分を飛ばします。

7.ホーロー鍋に衝撃を与える

ホーロー鍋が急激な温度変化や衝撃に弱いです。ヒビが入ったら、その部分からサビが発生しやすいため、落としたりしないように慎重に扱いましょう。

8.フッ素加工鍋に金属製の調理器具を使う

フッ素加工鍋は、金属製のヘラを使うとコーティングがはげてしまうため、木べらやシリコン製の調理器具を使用してください。

鍋の種類にあった使い方や注意点を守る!

赤いホーロー鍋

鍋と言っても素材はさまざまなため、種類によって使う際の注意点も変わってきます。重さや耐久性、お手入れ方法にもそれぞれ特徴があるため、同じ使い方では劣化の原因になることもあります。鍋の種類にあった使い方や注意点を守るようにしましょう。

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