冷蔵庫のNG行為を避けて節約！食品ロスを減らす５つの方法

2023/10/15 2023/10/15 気になる

冷蔵庫の中が冷えなくて食品が傷んでしまった…

ある日、冷蔵庫を開けて食品を取り出そうとしたら、冷蔵庫の中がうまく冷えていなくて、多くの食品が傷んでしまっていた…という経験はありませんか。特に夏場は数時間でも食品が傷む可能性が高いので、死活問題ですよね。

冷蔵庫の中が冷えない原因は、大きく分けて2つあります。

前者の場合は、冷蔵庫が故障しているため、メーカーに問い合わせて修理してもらう必要があります。しかし、冷蔵庫が冷えない場合、冷蔵庫の使い方に問題があり、冷蔵庫内の温度が上がってしまっているケースも多いです。

メーカーに問い合わせる前に、自分の冷蔵庫の使い方に誤りがないか確認し、原因が使い方にある場合は、早急に改善しましょう。

冷蔵庫の中の温度が上がってしまい、食品を正常に冷やすことができていない場合、冷蔵庫の扱い方に原因があるケースも多いです。ここでは、冷蔵庫の中の温度が上がってしまうNG行為を紹介するので、心当たりがないか確認してみましょう。

冷蔵庫は冷却機能を作動し、冷気を冷蔵庫内全体に循環させることで温度の低い環境を維持しています。しかし、冷蔵庫内に食品を詰め込みすぎていると、冷気が上手く循環できず、冷蔵庫内の温度が上がってしまいます。

また、食品を詰め込みすぎていると、知らぬ間に冷却口の食品で塞いでしまっている恐れがあります。冷却口が塞がれていると、冷気が冷蔵庫内に流れ込まないため、時間経過とともに冷蔵庫内の温度が上がってしまいます。

冬場に節電のため、冷蔵庫の設定温度を「弱」にする方もいるでしょう。冬場であれば、室内の温度が低いため、冷蔵庫の冷却機能にも影響を及ぼしません。

しかし、夏場は室内の温度が上がっているため、室内の温かい空気が冷蔵庫内に入り込み、冷蔵庫の温度を急上昇させてしまうのです。そのため、冷蔵庫の設定温度を「弱」のままにしていると、うまく冷蔵庫内を冷やすことができなくなる恐れがあります。

冷蔵庫のドアを長時間開けっ放しにする行為もNGです。「そんなに長時間は開けていない」という声もありますが、冷蔵庫のドアを開けている間に、室内の空気は冷蔵庫内に流れ込んでいます。

特に、夏場は数秒間ドアを開けただけでも温かい室内の空気が流れ込んでしまうため、1分ほど開けっ放しにしている状態では、冷えている冷蔵庫内の温度を十分上げてしまう恐れがあるのです。

温度が上がってしまった冷蔵庫は、元の温度に戻すのに長時間かかります。そのため、一度温度が上がってしまうと、なかなか庫内が冷えず、食品が傷んでしまう可能性が高まります。

意外と多くの人がやりがちなNG行為です。作った食品を作り置きのためにタッパーなどに入れ、冷まさず温かいまま冷蔵庫内に入れてしまうことはありませんか。

温かい食品を冷蔵庫に入れると、その食品自体は冷えるかもしれません。しかし、冷蔵庫内の温度を急激に上げてしまうだけでなく、周りにある食品を温めてしまうため、場合によっては直接食品をいためる行為にもなりかねません。

冷蔵庫は、ドアを開け閉めする際に、室内の空気が庫内への流れ込みます。そのため、冷蔵庫内よりも室温の高い室内の空気が流れ込むことで、冷蔵庫内の温度を上げてしまう恐れがあります。

冷蔵庫を開け閉めする回数が多ければ多いほど、室内の空気が流れ込む回数が増えるため、冷蔵庫内の温度は上がりやすくなります。家族が多いと、それぞれが必要に応じて冷蔵庫のドアを開けてしまうため、冷蔵庫の温度は上がりやすくなると言えるでしょう。

家族で話し合い、冷蔵庫を開ける際は極力ドアを開けている時間を短く意識するなど、ルールを決めておくと、少しでも庫内の温度を保つことができます。

冷蔵庫内の温度は、普段の行動によって上昇してしまうことが多くあります。最後に、冷蔵庫内の温度を保つために、日頃から意識したいポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

日頃から小さな心がけで、冷蔵庫内の温度を正常に保つことができます。しかし、家族の1人が意識するだけでは変わらないので、ぜひ家族と話し合い、家族間でルールを作ることをお勧めします。

いかがでしたでしょうか。普段、何気なく行っている扱い方の中には、冷蔵庫の温度を上げてしまう行為が多く潜んでいます。こうした行為を改善し、冷蔵庫の温度を正常に保つことで、食品を長持ちさせることにもつながります。ぜひ今回のNG行為を参考に、冷蔵庫の使い方を見直してみてください。