ハナニラを食べる時は食用を選ぶ!鑑賞用との違いや美味しい食べ方

ハナニラのお浸し

食べることができるハナニラは、一般的な韮(ニラ)と匂いや葉がそっくりですが、ハナニラは綺麗な花を咲かせます。ハナニラは、食べることができるものと、食べられないものがあります。食べるのに適したハナニラと、食べられないハナニラの違いは何でしょうか。食用の食べるハナニラと観賞用のハナニラの違い、食用ハナニラの特徴や食べ方などについてご紹介いたします。

ハナニラを食べる時の注意点

ハナニラ

食用のハナニラと園芸品種のハナニラは別種!

食べることが出来る食用のハナニラは、ネギ属のハナニラです。毒性があるので食べることが出来ない、観賞用のハナニラはハナニラ属になります。食用と観賞用のハナニラは種類が違うのでご注意ください。

食べることができるハナニラの特徴

食べることが出来るハナニラは、ニラの花茎と蕾の部分を食べます。一般的に料理によく使われるニラは葉の部分ですが、花の部分を食べるので花ニラ(ハナニラ)と呼ばれています。

花茎の先に葱坊主のような蕾をつけているのが特徴です。もともとは、中国料理で使われてきた食材になります。

他に、現在ではマルイチポールやテンダーポールなどの、食べられるハナニラの品種があるので、昔よりも、美味しいハナニラが食べられるようになっています。

食用の品種のハナニラは5月から10月頃が収穫時期になり、花茎の先に小さな蕾ができ、それが咲くと小さな白い花がたくさん咲きます。

食べられない観賞用のハナニラの特徴

食べられないハナニラは、2月から5月頃に開花します。星のような形の、可愛らしい花が1つ咲くのが特徴です。紫、白、ピンクなどの色の花が咲き、花からは甘い香りがします。

葉の部分は、ニラの匂いがします。食べられないハナニラは、主に園芸用として人気がありますが、道端に咲いている姿も見かけることがあります。

花が咲いていないと、見た目が食用のニラによく似ており、匂いも食用のニラの匂いがしますので、間違えないようにご注意ください。

この種類のハナニラには毒性があり、食べると激しい下痢などを引き起こし脱水症状に陥ります。ペットのお散歩の際など、特に気を付けるようにしてください。

《 ポイント 》

  • ハナニラは食べることが出来る食用のハナニラ(ネギ属のハナニラ)と食べることができない観賞用のハナニラ(ハナニラ属)がある。
  • ハナニラはニラの花茎と蕾の部分を食べる。
  • 食べることができない観賞用のハナニラには毒があるので注意する。

食用ハナニラの旬の時期

ハナニラ

先に簡単に触れました、近年出回っている食用品種として開発された、食べるハナニラについてご紹介いたします。

【食べるハナニラの代表的な品種は2つ】
「マルイチポール」や「テンダーポール」は、食べるハナニラの代表的な品種です。

食べるハナニラ「マルイチポール」の特徴

マルイチポールは、もともと葉ニラの出荷量が日本一の高知県で開発されました。

ハナニラは、ニラのとう(薹)を花が咲く前に収穫して蕾と茎の部分を食べます。葉ニラほど強い香りはしませんがハナニラならではの甘みがあり、シャキシャキした食感が特徴です。

従来の葉ニラのとうに比べると、とてもやわらかく、ずっととうがたち、連続して収穫することが出来るそうです。茎に空洞ができないところも特長と言われています。

古くはニラの花の可食部分は、中国料理の素材として使われていました。食用のハナニラは夏の季節野菜になります。

食べるハナニラ「テンダーポール」の特徴

テンダーポールは、台湾で開発された食用のハナニラになります。マルイチポールと同様に、花が咲かないうちに、蕾と茎の部分を一緒に食べます。炒め物によく合うハナニラです。

風味は葉ニラほど強くなく、甘味があるのが特徴です。旬は露地栽培の場合は、4月頃~10月頃までになります。特に5月から9月が一番おいしく食べられる時期になるそうです。

《 ポイント 》

  • 食べるハナニラの代表的な品種はマルイチポールとテンダーポール。
  • マルイチポールは日本の高知県で開発され、テンダーポールは台湾で開発された。

食用ハナニラの選び方と保存方法

ハナニラ

新鮮な食べるハナニラの選び方と、その保存方法についてご紹介いたします。

食べるハナニラの選び方

ハナニラの蕾がほどよい大きさで柔らかそうなもの、茎はぴんとしてハリや艶のあるものを選ぶようにしてください。ハナニラ

蕾が乾燥していたり、硬そうに毛羽立つように見えたり、花が開きかけたものは、かたくて食べにくいので避けた方が良いでしょう。 また、切り口が乾燥しすぎているものや、変色しているものも、鮮度が落ちているので避けましょう。

ハナニラの保存方法

せっかくハナニラを購入しても、保存方法がわからないと、すぐに傷んで食べられなくなってしまいますので、こちらではハナニラの冷蔵保存方法、冷凍保存方法、保存期間をご紹介いたします。

常温での保存はNG!

ハナニラは傷みやすく収穫後から2日程ですぐにヌメリが出てきて強い異臭を放ちます。食用のハナニラは、購入したらすぐに野菜室保存か、冷凍保存にしてください。常温での保存はしないでください。

冷蔵保存

新聞紙に包んで、大きなサイズの保存袋に空気をなるべく抜いて密閉し、野菜室に出来れば「立てて」保存する。ハナニラを包む新聞紙がなければ、キッチンペーパーでOK!保存可能期間は、2日程度まで。

冷凍保存

食べやすい大きさにカットし、なるべく薄く平らに並べてラップで小分けに包み、さらに冷凍用保存袋に密閉して冷凍庫で保存する。お浸しにする場合は自然解凍、炒め物にする場合は解凍せずに使用する。保存期間は、2~3週間程度まで。

ハナニラを美味しく食べるおすすめの調理法

ハナニラのお浸し

こちらでは、手に入りやすい食材を用いたハナニラを美味しく食べるレシピについてご紹 介いたします。

ハナニラと豚肉の中華炒め

〈材料〉

  • ハナニラ:1束
  • しめじ :1袋
  • 豚こま肉:250g程度
  • ごま油 大さじ1

〈調味料〉

  • 鶏がらスープの素:小さじ1
  • オイスターソース:小さじ2
  • 醤油      :小さじ1

〈作り方〉

  1. 豚肉は一口サイズに切ります。
  2. 1の豚肉に大さじ1程度の酒をまぶして揉みこんでから、片栗粉適量を肉に振ってなじませます。
  3. ハナニラを3cm程度に切ります。
  4. フライパンにごま油を入れ、熱したら豚肉を炒めます。
  5. 肉の表面に火が通り、肉の色が白っぽく変わった後、しめじを入れ、少し後にハナニラを入れます。
  6. 豚肉としめじとハナニラが馴染んだら、調味料を入れて完成!

ハナニラのお浸し

〈材料〉

  • ハナニラ:1束
  • めんつゆ:大さじ1

〈作り方〉

  1. 鍋に湯を沸かし、ハナニラをさっと湯通ししザルにあげます。
  2. 流水で粗熱を取り、軽く絞るようにして水気を切ります。
  3. 1のハナニラを3~4cm程度切ります。
  4. ボールにめんつゆを入れ、2のハナニラを入れて混ぜ合わせます。
  5. 10分程度浸してたら出来上がり!

ハナニラとたまごの炒めもの

〈材料〉

  • 花ニラ :1束
  • にんにく:2片
  • 溶き卵 :3~4個分
  • ごま油 :大さじ2

〈調味料〉※先に全て合わせておく

  • 料理酒    :大さじ2
  • 塩こしょう  :小さじ1程度
  • ガラスープの素:小さじ1/2
  • 砂糖小さじ  :1/2

〈作り方〉

  1. ハナニラは5cm程度に切ります。
  2. ニンニクを千切りにします。
  3. フライパンを熱し、あたたまったらごま油と2のニンニクを入れ、香り立つまで炒めます。
  4. 1のハナニラを入れて中火で炒めます。
  5. 4のハナニラがしんなりしてきたら溶き卵を加えます。
  6. 静かにサクッと木べら等で数度混ぜ、溶き卵が半熟状態になったら、混ぜ合わせた調味料を加えて中火で炒めます。
  7. 全体に調味料がなじんだら、火から下ろして出来上がり!

最後に

レバニラ

ハナニラは、もともと中国で使われてきた食材になります。主に炒め物につかわれてきたようです。現在では、甘く柔らかい食用のハナニラの品種が開発され、より食べやすくなっているようです。

中華食材ということもあり、炒め物にピッタリですが、日本風のお浸しにもとてもよく合います。もし、スーパーや八百屋さんで見かけた際は、是非一度お試しになってみてください。

ただし、園芸用や道端のハナニラには毒性があります!食べるのはあくまでも食用のハナニラを!

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ハナニラのお浸し

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