アップルパイの賞味期限と正しい保存方法!常温保存はNG?

アップルパイ

アップルパイは市販品だけでなく、手作りのお菓子としても人気の焼き菓子ですが、アップルパイの賞味期限はどれくらいなのでしょうか。また食べきれなかったアップルパイはどのようにして保存すれば風味を落とさず美味しく食べられるのかについてご紹介します。

アップルパイの賞味期限は手作りと市販で違う?

アップルパイ

ケーキ屋さんで購入したアップルパイも、ホームメイドのアップルパイも賞味期限はほぼ同じになります。

冷蔵庫で保存した場合で、3日程度と言われていますが、アップルパイは冷蔵保存以外にも保存方法があります。それぞれの保存方法の賞味期限についてご紹介していきます。

常温で保存の場合の賞味期限

常温の状態でアップルパイを置いておける環境には条件があります。

冬場で、室内温度が常に安定して10度以下の冷暗冷所であれば、ラップやアルミ箔を被せ、2日程度なら常温状態で置いておくことはできますが、暖房の効いた室内での常温保存はNGになります。

気温の高低が目立つ環境、10度以上の気温での常温保存はしないようにしましょう。特に気温が上昇しやすい春先から夏の期間は常温保存よりも冷蔵・冷凍保存を優先しましょう。

また、手作りしたアップルパイは季節を問わず長時間の常温保存は避けた方がいいです。既製品と違い手作りのアップルパイには品質を維持するための保存料が加えられていないことがほとんどです。

アップルパイは、材料となるリンゴに多くの水分が含まれているため食中毒菌が増加しやすいお菓子です。手作りの場合は10度以下の冷暗所があっても長時間の常温放置は避け、冷蔵庫・冷凍庫に仕舞いましょう。

冷蔵庫で保存の場合の賞味期限

シンプルなアップルパイの場合、冷蔵庫で保存した際の賞味期限は3日程度になります。冷蔵保存の場合、生クリームやカスタードクリームを使用したアップルパイは2日程度になります。

生クリームやカスタードクリームは生乳から脂肪分を分離させ、添加物を加えずにクリーム状態にしている物が多いです。そのため、クリームの賞味期限は短くアップルパイに使用されている場合も数日中に処理してしまう方が好ましいです。

冷凍庫で保存の場合の賞味期限

冷凍庫でアップルパイを保存した場合は、一気に賞味期限が伸びます。冷凍庫保存のアップルパイの賞味期限は、約1カ月になります。

ただし、アップルパイに生クリームやカスタードクリームが使用されている場合は、さらに賞味期限は短くなると考えましょう。保存期間が長くなりやすい冷凍であっても1~2週間中に召しあがられることを推奨します。

《 ポイント 》

  • 常温で保存の場合の賞味期限:10度以下の冷暗冷所であれば2日程度
  • 手作りアップルパイの場合は長期間の常温保存は非推奨
  • 冷蔵庫で保存の場合の賞味期限:2日~3日程度
  • 冷凍庫で保存の場合の賞味期限:約1カ月
  • クリームを使用している場合は保存方法問わず、賞味期限は短くなる。

アップルパイの賞味期限を延ばすための保存方法

冷蔵庫

アップルパイは、アップルフィリングをパイに詰めて焼いたものですので、リンゴの水分も含むため、先に紹介した通り、常温での保存は向いていません。

アップルパイの賞味期限を少しでも長い期間、美味しく保存するための方法について、こちらではご紹介いたします。

冷蔵庫での保存方法

焼きあがったアップルパイの熱が完全に冷めた状態で、冷蔵保存にします。完全に冷めたアップルパイにラップをふんわり被せて、冷蔵庫に入れます。

ぴっちりラップでくるむのではなく、ふわっと被せる程度、または、深さのある保存容器を逆さまにして、フタの方にアップルパイを載せて、容器本体をフタにして被せて冷蔵庫で保存します。パイの表面を崩さない上、パイを取り出す際がとても楽ですので、形よく保存するのにお勧めです。

必ずしっかり熱をさましてからラップやフタをして、冷蔵庫に入れてください。りんごの水分をパイ生地が吸収していきますので、ぴっちりとラップでしっかりくるんでしまうと、パイ生地が水分を吸い過ぎてしまい、べしゃっとして食感や風味が落ちてしまいますのでご注意ください。

冷凍庫での保存方法

冷凍保存する際も、冷蔵保存同様に、アップルパイの熱がしっかり冷めてからラップやフタをして冷凍庫に入れます。

アップルパイは小分けにカットして、ラップでふんわり包んでから冷凍焼けしないように、冷凍保存用の袋に1つずつ入れて冷凍庫にいれます。または、ラップを被せた後、冷凍用の保存容器に入れてから冷凍庫に入れます。

冷凍庫では賞味期限が大幅に伸びますので、ホールのアップルパイを小分けにカットして保存すルのにお勧めです。

アップルパイを冷凍庫から解凍するときは、冷蔵庫で数時間入れておく、もしくは電子レンジで500W 1~2分加熱することで風味の低下を抑えられます。

電子レンジで解凍するときはご家庭の機種によって最適な解凍時間が変動します。1~2分加熱しても解凍が不十分だった場合は20秒程度、追加加熱してみてください。

保存後のアップルパイを美味しく食べる方法

冷蔵保存もしくは冷凍から解凍したアップルパイは当然ながら、出来立てよりも美味しさは低下しています。そんな風味が低下したアップルパイを食べるとき、電子レンジとオーブントースターで簡単に美味しく温め直せます。

まず電子レンジでアップルパイの中身を1~2分程度温めます。その後にオーブントースターで3分までを目途にカリっと焼き上げることで出来立てに近い食感を取り戻せます。オーブントースターで加熱するときは焦げないように時間を調整し、火傷には十分注意してください。

《 ポイント 》

  • アップルパイは冷蔵保存か冷凍保存をする
  • 冷凍保存も冷蔵保存も、アップルパイの熱がしっかり冷めてからラップやフタをして保存する
  • 解凍は冷蔵庫で数時間置く、もしくは電子レンジで加熱
  • 温め直すときは電子レンジとオーブントースターを使うと出来立てに近い食感を取り戻せる

アップルパイの賞味期限が切れたら

賞味期限が切れたアップルパイ

アップルパイの賞味期限について、ここまでご紹介してきました。食品については、賞味期限以外に、消費期限という期限があるのはご存知でしょうか。

賞味期限と消費期限の違いは何?

似たような言葉ですが、このふたつには大きな違いがあります。賞味期限と消費期限の違いについてご説明いたします。

賞味期限とは?

賞味期限は、「この期間内であれば、品質にかわりなく美味しく食べられる」期限になります。

後述する消費期限が安全に食べられる期間の指定であるのに対し、賞味期限は食材のおいしさに関わる期限となります。そのため、賞味期限が経過したからといって、すぐに品質が悪化し食べれなくなるわけではありません。

ただし、商品に記載されている賞味期限は、指定の保存方法を正しく守った状態で未開封の場合での期日となります。賞味期限内でも開封してしまっているのであれば、早期に食べてしまわれることを推奨します。

消費期限とは?

消費期限は、その食品がその指定期間内であれば「安全に」食べられる期限になります。消費期限は、賞味期限が切れた後の、その食品が安全に食べられる期限になります。

つまり、消費期限が切れた食品は、腐ったりカビが生えたり、酸化したりなど、品質が劣化し食するには危険な状態になっていきます。

また消費期限も賞味期限同様、記載されている日時は指定の保存方法を正しく守ったうえで未開封である場合の期限です。消費期限に余裕があったとしても開封してしまっている場合は、できるだけ早く処理しましょう。

賞味期限が切れたアップルパイはどうなるの?

「美味しく食べられる」賞味期限が過ぎたアップルパイを食べてみると、このような特徴があるようです。

  • パイ生地がパサパサに乾燥してしまっている。
  • パイ生地がカチカチになっている。
  • クリームがかたく、なめらかさがなくなっている。
  • アップルフィリングの風味がなくなっている。

美味しさは落ちているけれど、食品としての安全性はある状態ですので、パイ生地がパサパサになっていたり、カチカチになっていたという、パイ生地の変化についての声が多いようです。

アップルフィリングについては、香りや食感が落ちてしまっているケースもあるようですが、まだこの状態であれば、トースターにアルミ箔を敷いた上にアップルパイを置いて、軽く温めると、パイ生地のしっとり感やサクサク感が復活します。

消費期限が切れたアップルパイはどうなるの?

賞味期限が過ぎ、さらに「消費期限」が過ぎたアップルパイは以下のような特徴がみられることがあります。

  • 変色している。
  • 味が変わって違和感がある。
  • 酸っぱくなっている。
  • 異臭がする。
  • カビが生えている。
  • ぬめりがある、糸を引いている。
  • 冷凍焼けしている。
  • パイ自体に霜がつき過ぎている。
  • 解凍してもパイ生地が固い。

このような状態のアップルパイは健康被害を引き起こしますので、食べるのはやめましょう!

上記に挙げた異常が見受けられなくとも、アップルパイには黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などの食中毒菌が増殖しているケースが十分考えられます。

消費期限が経過してしまったアップルパイを食べてしまうことで、食中毒によって嘔吐や腹痛など重い症状を引き起こす恐れもあります。

万が一、消費期限切れのアップルパイと気付かず食べてしまい、動けなくなる、意識もうろう、血便など重い症状が現れた場合は、速やかに病院を受診しましょう。

焼く前のアップルパイの賞味期限と保存方法

パイ生地

アップルパイの賞味期限は、焼く前のパイ生地やアップルフィリングの状態で冷蔵や冷凍保存しておくと、長期保存が可能でとても便利です。

ただし、アップルフィリングは水分を多く含むフルーツですし、パイ生地にはバターが含まれていますので、常温での保存は出来ませんのでご注意ください。

アップルフィリングをパイ生地に入れた状態での保存

焼き上げる前の状態の生のパイ生地にアップルフィリングを入れた状態で保存する場合は、フィリングの水分がどんどんしみてきますので、冷蔵保存は向きません。この場合は冷凍庫で保存しましょう。

冷凍保存する、焼く前のフィリング入りのパイ生地は、大きなサイズは向きません。冷凍したままの状態でオーブンに入れますので、冷凍庫に保存しやすいサイズに個別に成形し、ラップに包んで冷凍用保存袋に入れ、密封して保存するようにしてください。

パイ生地だけで保存

パイ生地だけであれば、冷蔵でも冷凍での保存も可能です。冷蔵の場合の、生のパイ生地の賞味期限は2日程度のようですが、パイ生地のみの冷凍であれば、保存状態がよければ1年程度保存が可能なようです。

しっかりとラップで生地をくるみ、空気が触れないようにした後、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存してください。空気に触れさせない、冷凍焼けさせないことが大切です。

アップルフィリングをいれていない、生のパイ生地であれば、解凍してからの成形が可能ですので、とても便利です。

生のパイ生地を解凍する時は、必ず低温での解凍が必要ですので、いきなり常温で解凍するのではなく、冷凍庫から冷蔵庫に移動させ、数時間かけて解凍し、成形してください。一度解凍したパイ生地は再度冷凍はせず、必ず使い切ようにしてください。

アップルフィリングはその都度作ることがお勧め

アップルフィリングもある程度、冷蔵保存は可能です。冷凍保存の場合、どうしても風味が落ちてしまうので、出来ればアップルパイを焼く当日、または前日にアップルフィリングの準備をしましょう。

最後に

アップルパイ

アップルパイの賞味期限は、生クリームやカスタードクリームなどを使用していないシンプルなタイプのアップルパイであれば、 冷蔵や冷凍で比較的長く保存することが可能ですが、既に焼き上げたアップルパイは出来るだけ早めに消費しましょう。

生のパイ生地は正しい方法で冷凍保存し、アップルフィリングは、なるべく早めに使い切り消費することがお勧めです。ホームメイドのアップルパイは特に出来立てが美味しいです。

パイ生地は冷凍で保存することで常備し、フィリングは前日に準備し冷蔵庫で保存、翌日に楽にパイを焼き上げられるようにしておくと、時間短縮になり、パイづくりも楽になります。正しい保存方法で、ホームメイドのアップルパイを是非、お楽しみください。

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