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ネット通販でよくあるトラブル3選
振り込みしたのに商品が届かない
ネット通販では通常、支払い先にを済ませた後に商品の発送を待つタイプ殆どです。しかし、購入から時間が経ってもなかなか商品が届かない、結局届かずに終わってしまった、といったトラブルも発生しています。
金額に見合わない粗悪品が届いた
写真では品質が良さそうに見えたのに、届いてみたら粗悪品だったという事例もあります。販売側が売るために見た目を調整した写真をサイトに載せたり、なかには詐欺まがいのサイトもあるので気をつけましょう。
お試し品のつもりだったのに定期購入になっている
お試し品として無料、もしくは格安で入手した商品が、いつのまにか定期購入になっていた事例もあるようです。通常は販売側が定期購入の意思を消費者に確認しますが、悪質なサイトは定期購入であることをわかりづらくしていることもあるので注意しましょう。
ネット通販はクーリングオフできない?購入前の確認ポイント
消費者がネット通販のルールをきちんと理解していないために、トラブルに発展する可能性もあります。購入前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
ネット通販はクーリングオフの対象外
ネット通販にはクーリングオフの制度がありません。各事業者で定める「返品特約」の対応となるため「返品不可」と記載がある場合は、サイズ違いや注文ミスであっても返品できない可能性があるので注意しましょう。
ただし、返品特約が定められていないときのみ、商品到着後8日以内であれば返品することができます。また、条件によっては返品可能としていることもあるので、事前にネット通販サイトの条件をよく確認してから購入するようにしましょう。
定期購入が条件に含まれていないか確認する
1回の注文分だけ割引価格だと思って購入したら、定期購入が条件で想定以上の出費になった、という事例が相次いでいます。1回分割引であることを主張して、定期購入につなげる広告の手法が増えていますが、よく見ると定期購入が条件であることがきちんと明記されています。
気づかず購入してしまうと返品を希望しても返品できない可能性があるので、購入前に確認しましょう。
配送方法・期間を確認する
ネット通販では海外からの取り寄せ品を販売していることも多く、配送に時間がかかることもあります。きちんとした通販サイトであれば配送方法や配送期間について明記しているはずなので、購入前にしっかりと確認しましょう。
悪質なネット通販を見分ける3つのポイント
ネット通販の中には、悪質なネット通販もあります。ここだけは確認しておきたい、悪質なサイトを見分ける3つのポイントをご紹介します。
1.事業所情報はきちんとしているか
ネット通販のサイトでは、「特定商取引法に基づく表示」項目に事業者情報を記載することになっています。事業所の所在地が番地まで明記されていなかったり、電話番号がなくメールアドレスだけだったりする場合は、詐欺サイトの可能性があるので注意しましょう。
2.決済方法が複数あるか
決済方法が銀行振り込みのみで、振込先が個人の口座である場合は注意が必要です。口座振り込みの前払いのみの場合、振り込み後に商品が届かない可能性があります。カード会社の承認が必要なカード決済や、代金引換など複数の決済方法があることを確認しましょう。
3.ページに不自然な日本語が使われていないか
海外のサイトを機械で翻訳したような不自然な日本語が使われているサイトは要注意です。海外の業者が日本人をターゲットにしている詐欺サイトである可能性があります。
ネット通販のルールをよく確認して、快適な買い物を楽しもう
ネット通販はルールをきちんと理解して、悪質なサイトを利用しないように注意することでトラブルを未然に防ぐことができます。ネット通販を利用するときは、サイトの表記内容をよく確認して快適に買い物を楽しみましょう。