炊飯器の捨て方はどうするべき?5つの処分方法や自治体別のルールを解説

炊飯器

使用頻度の高い炊飯器は、お米を炊く家電として、日本国内では特に需要の高い調理家電です。最近では、白米だけでなく、炊き込みごはんやおかずを作るレシピなども公開されているため、活躍の幅が広がっています。そんな炊飯器ですが、寿命を迎えた場合、どのような処分するべきなのでしょうか。多くの処分方法があるので覚えておきましょう。

炊飯器はどのご家庭にもある必須家電

炊き立てのご飯

日本において、お米はとても需要の高い食材の1つです。毎日のように白米を炊いているというご家庭も多く、炊飯器はご家庭にある家電の中でも必須家電と言えるほど使用頻度の高い家電でしょう。

炊飯器の平均寿命は3〜6年

一般的に、炊飯器の平均寿命は3〜6年ほどです。使用頻度やお手入れ方法によっては、10年と長持ちするご家庭もあります。炊飯器は、基本的に本体ではなく内釜の劣化が大きな寿命原因です。以下のサインが現れたら買い替えのサインだと考えましょう。

  • 内釜のコーティングが剥がれてきた
  • 上手に炊けなくなる
  • 明らかな異音を発している
  • 電源が入らない

以上の4つのサインのうち、1つでも現れたら寿命を迎えたサインです。修理するよりも購入した方が安く済むことが多いので、新しい炊飯器の購入を検討しましょう。

炊飯器の捨て方はどうするべき?5つの処分方法を紹介

炊飯器

炊飯器が寿命を向けた場合、新しい炊飯器に買い換えることになるので、古い炊飯器は処分する必要があります。では、炊飯器はどのような処分方法があるのでしょうか。ここでは一般的に利用される炊飯器の処分方法を紹介します。

1.自治体のゴミ区分に従って処分する

山積みされたリサイクルゴミ

炊飯器を処分する際は、基本的に自治体にゴミとして処分してもらう方法が一般的です。しかし、自治体でゴミに出す場合、住んでいる自治体によって、ゴミ区分が異なります。

また、ゴミ区分を決める判断基準も異なるため、自治体での処分を考えている場合は、まず自治体のホームページを確認してみましょう。ゴミ区分によっては、処分費用がかかることがあります。

2.不用品回収業者に依頼する

炊飯器以外にも家電や家具など、処分するものが多い場合は、地域にある不用品回収業者に依頼するのも1つの手段です。引越しの時に新しい家具や家電に買い換える人は多いので、そのようなタイミングで処分するときは、こちらの方法が効率的です。

回収してもらう家具や家電の大きさや量によっては、自治体に粗大ゴミとして処分してもらうよりも費用が安く済むことがあります。

3.新しい炊飯器を購入する店舗で下取り

リサイクルショップの店内

新しい炊飯器を購入しようと検討している場合は、処分方法を考える前に、まず新しい炊飯器を購入する店舗で下取りサービスが行われていないかどうかを確認しましょう。

店舗によっては、古い型を下取りし、新しく購入する家電の金額から割り引いてくれるサービスを行っている店舗があります。安く新しい炊飯器を購入できるだけでなく、処分費用もかからないので、お得な処分方法です。

中には、費用を支払って回収してくれる店舗もありますが、こちらのサービスは、自治体や回収業者のサービス費用と比較して検討すると良いでしょう。

4.リサイクルショップで買い取ってもらう

炊飯器がまだ購入してから3年ほどの場合や、古くなってきたけれど使えないことはないという状態の場合は、まだ使えると判断して買い取ってくれるリサイクルショップもあります。

リサイクルショップで買い取ってもらうことができれば、処分費用がかからないだけでなく、売り上げ金額が手元に入ってくるので、プラスになります。

ただし、買い取れるかどうかのジャッジが厳しいことが多いので、完全に壊れている炊飯器や不具合の多い炊飯器は買い取ってもらえない可能性が高いです。

5.フリマアプリなどで売却する

スマホをしている主婦

最近では、フリマアプリや地元のコミュニケーションアプリなどで、使わなくなった家具や家電を売り買いするサービスがあります。フリマアプリで売却する方法も、処分方法として候補に上がってくるでしょう。

フリマアプリは、好きな時に自分の設定した金額で売却できるというメリットがあります。ただし、自分でページを作成しなければいけなかったり、発送手続きをしたりと手間がかかるというデメリットがあります。

また、お互い顔を合わせずに取引をするので、トラブルが発生しやすい点も注意しなければいけません。

自治体で炊飯器を処分する…自治体別のルールを解説!

 電子レンジ コンロ 炊飯器などの粗大ごみ

炊飯器の処分方法は、全部で5つです。その中でも、最も選ばれやすい自治体の指示に従った処分方法は、自治体ごとにゴミの区分や判断基準が異なります。一般的に。自治体で炊飯器を処分する場合は、以下のゴミ区分で処理されることが多いです。

  • 粗大ゴミ
  • 燃えないゴミ
  • 小型家電リサイクル
  • 資源ごみ

一般的に、炊飯器本体は、粗大ゴミや燃えないゴミ、小型家電リサイクルとして区分されることが多いです。小型家電リサイクルとは、平成25年4月から開始された小型家電リサイクル法に則った方法です。

名前の通り、対象となる小型家電を回収し、リサイクルに回すことで、小型家電に使われているまだ使用可能な金属を回収し、再利用する自治体の試みです。

粗大ゴミの場合は、粗大ゴミとして処分する費用がかかったり、小型家電リサイクルの場合は、リサイクル料金が発生することがあります。

また、自治体によっては、内釜は粗大ゴミや燃えないゴミ、小型家電リサイクルに含まれず、資源ごみとして処分するように指定されている地域もあります。必ずお住いの自治体のホームページを確認しましょう。

炊飯器を自治体で処分する際は必ずゴミ区分の確認を!

パソコンを見ながらスマホで通話している女性

いかがでしたでしょうか。炊飯器には大きく分けて5つの処分方法があります。中でも処分する人が多い自治体での回収は、自治体によってゴミ区分が少々複雑に指定されていることが多いです。必ず自治体ホームページを確認するようにしましょう。

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